umakoron

羊飼いと風船のumakoronのレビュー・感想・評価

羊飼いと風船(2019年製作の映画)
3.6

自然と共存し
文明社会とは隔てたチベットの暮らし

その味わい深さと課題を描いた社会派映画

アジア映画ならではの大地の色味が新鮮

今ではタブー視される
男らしさ、女らしさが凝縮された日々

宗教的な思想
自給自足故の豊かさと難しさ

失ってしまった多くのものが
ここにはまだ色濃く残っており
懐かしさを感じる

流れるほっこりした空気と裏腹に
強いメッセージを感じる作品であった
umakoron

umakoron