羊飼いと風船の作品情報・感想・評価

上映館(4館)

羊飼いと風船2019年製作の映画)

気球/Balloon

上映日:2021年01月22日

製作国:

上映時間:102分

あらすじ

「羊飼いと風船」に投稿された感想・評価

あんこ

あんこの感想・評価

3.5
それ、風船じゃないよ。風船がまさかの…!笑

子供のちょっと笑っちゃういたずらでまさか今まで信仰していたものや伝統・価値観がゆらいでいく!

近代化になって価値観も変わっていく中葛藤して生きる家族観て何がベストか考えさせられる!

チベット文化も触れられ斬新!

あんこぶつけたろか!
東京フィルメックス、朝日ホールにて。
はじめてのペマ・ツェテン。期待してたんどけど、そうでもなかった…。この作品がイマイチだったのか、肌が合わないだけなのか?
ラストシーンはよかった。「赤い風船」🎈を思い出した。ほっこり。
kyoko

kyokoの感想・評価

3.8
第20回東京フィルメックス コンペティション部門
最優秀作品賞

幼い兄弟が膨らませたコンドームの向こうに透かし見えるのは、雌羊に突進する雄羊のように性欲がおさまらない夫とそんな夫を制御できない妻。俗世を捨てると決めた妻の妹。息をするようにお経を唱える祖父。家族計画を推し進める国と試験管ベビーに沸く国。

時代が進めば文化も価値観も変わる。母親は子どもの将来が堅実であることだけを望むようになり、誰もが誰かの生まれ変わりという輪廻転生の考え方を持つチベット仏教を固く信仰していくことは難しい。夫も妻も家族を思う気持ちに変わりはないだろうに、ふたりの顛末がなんとも皮肉でやるせなかった。

まるで魂のようにふわりと飛んでいった赤い風船だけが不変的なイメージを残す。
[尼さんの妹の挿話…いる?] 50点

ペマツェテンなのかペマ・ツェテンなのかは悩ましいのでジンパさんに質問すべきなのか逡巡していたが、彼に訊いても仕方がないので止めてしまった。Q&Aに監督以外が来る場合って何訊いていいか厳しいものがあるよな。以前『ヒズ・マスターズ・ヴォイス』で監督・プロデューサー・主演俳優が来てた時だって、誰も俳優に質問はしてなかった。矢田部さんが大変そうに回していたのを今でもよく覚えている。

全く関係ない家族の平和を一人っ子政策がぶち壊す話に田舎の生活や出家した妹の話、輪廻転生の話などを突っ込んだ闇鍋映画で、完全にそこは抜けていると言っていいだろう。正直ラストの各々が風船を見上げるシーンと窓枠を中心に話者を隠す会話シーン以外は記憶にないくらい凡庸だった。子供の産めないヤギに子供を産むべきでないと決められた人間の苦しみを押し付けるには描写がヌルすぎる。

直前に観た『ニーナ・ウー』があまりにも気に入らなかったので錯乱していたが、正直これもそこまで面白くはなかった。コミカルな前半とラストシーンが良いからって逃げ切れるほど誤魔化しが利いてる作品ではない。それはそうと、コンドームバルーンは気球という訳でいいのか?
生理宣言バッチをつけながら仕事するというセンスのない百貨店があると知ったら恥ずかしがり屋の奥さん卒倒しそう
あだ

あだの感想・評価

4.0
監督が伝えたいことが、いろいろと綿密に映画の中に組み込まれている。衝突、葛藤、選択…社会レベルで起きるんだから、家族の中でも、そして己の中でも起きて当然のこと。

観客が考えるスペースもたくさんあるので、終わった後、つい誰かと話してしまいたくなる作品。
yontanu

yontanuの感想・評価

3.8
フィルメックス2019

ジンパかっこいいいいー!
前作の『轢き殺された羊』が大好きなんやけど、これもすきよ、
羊!かわいい

最後のシーンとか他おろんなところでも
あざとさというか、
狙ってる感じも絶対あるなってカットやったけど、それでも、きれいだからいいの

こどもの政策やら宗教問題やら色々と盛り込まれてるけど、
結局わたしたちは、ここで生きていく、
それが全てなんだと思わせてくれる

しかし、ジンパ、精力つよいわ…笑

本人登壇はテンション上がった
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.2
主演ジンパ(カッコイイ)
Q&A付き

すみません、正直、またペマツェテン監督が最優秀作品賞なのか…と思ってしまいましたが、『タルロ』も一般公開されなかったし2018年の『轢き殺された羊』はウォン・カーウァイがプロデュースで派手さもあってこれは一般公開されるのでは?と思ったのにされず…本作がやっと一般公開されます。
そして『オールド・ドッグ』『タルロ』も!(ダサイ言い方ですが)ペマツェテン監督映画はロックです。

岩波ホールで2021年3月
「映画で見る現代チベット」特集
ソンタルジャ監督、チャン・ヤン監督作品など。
やっぱり頼りになるムヴィオラさん!
初の東京フィルメックスにて

冒頭とラストの色味と構図かっこいい
あの赤い風船はなんの象徴なんだろう
Lalka

Lalkaの感想・評価

3.6
翻訳サイトにかけると「气球」は「風船」。風船を撮りたいって月並みなものを一人っ子政策にかけてコンドームにして事前に知らない人に笑いを誘う。また最後、出てくる風船がどうなるかは想像もつく。

予告編にある映像が、ハイライト(笑)それでもなぜか十分楽しめた。
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