KEIYA

ジェントルメンのKEIYAのレビュー・感想・評価

ジェントルメン(2019年製作の映画)
4.0
ガイ・リッチー監督が自身得意のジャンルであるギャングスターを描いた犯罪ドラマ。
ロンドンに駐在するアメリカ人マイケル(マコノヒー)がマリファナビジネスをロンドンで手広くやろうとするが、彼の右腕であるレイ(ハナム)が、犯罪の証拠を掴む記者(グラント)にゆすりにかけられる。マイケルに恨みをもつ中国人マフィアをヘンリー・ゴールディングが演じ、レイの犯罪揉み消しに協力するボクシングジムのコーチをコリン・ファレルが演じたオールスターキャスト映画。

冒頭はキャラクターの関係性やと状況を掴むために多少頭を使うが、中盤からアクションや滑稽でショッキングな展開が続き、ラストはサプライズが何度も畳み掛けるエンディングで先が読めず非常に楽しめた作品だった。個性的なセリフの言い回しやイギリス感溢れる衣装も個人的にはお気に入り。ガイ・リッチーによるTVシリーズ化が企画されているようなので期待している。
KEIYA

KEIYA