「ジェントルメン」
「ロック、ストック＆トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」のガイ・リッチー監督によるクライムサスペンスの最新作と言うことで昨日劇場で観てきた。俺はリッチー監督が特に好きってわけじゃなかったから普通だったら見に行かなかったけど、一緒に行く友達が監督のファンだから付き合いで行った。物語は英国ロンドンの暗黒街に、一代で大麻王国を築き上げたマリファナ・キングの男が、総額500億円にも相当するといわれる大麻ビジネスの全てを売却して引退するという噂が駆け巡って、そっからその噂を耳にした強欲なユダヤ人大富豪だったり、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたちが一気に動き出してしまい、てんやわんやな物語えと展開していく。莫大な利権をめぐり、紳士の顔をした彼らによる、裏の裏をかくスリリングな駆け引きがポイントの映画だ。キャストは英国を誇る有名どころが多く出ていて、みんな老けたなと言う印象がある。マシュー・マコノヒー、若手チャーリー・ハナム、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ドッカリー、コリン・ファレル、ヒュー・グラントら。監督の原点に回避した感じがあったのが良かった。
