全部のキャストがハマってて良かった。
一時はキワモノの道にまい進してしまうのかと思っていたから、久々に正統派マシュー・マコノヒーが見られて大満足。
ヘンリーのドライ・アイが、設定の若さを加味しても最初から1人だけガツガツ行き過ぎてて先が見えたかなという気がする。
背景や、展開を小洒落たカット割りと編集でまとめるガイ・リッチーワールド全開で、好きか嫌いかは別として、血生臭い話を少し気楽に見せてくれる効果有り。
でも途中で、実際に起こった事と劇中の創作(脚色)とがごっちゃになった所があった。
劇中のマシューと、チャーリーの関係を見ていたらなぜか『インセプション』のレオとジョゼフを思い出した。
立場はちょっと違うけど、両者とも絶対的な信頼感の様なものがあって、作品の基礎がしっかりしてるから見たあとも心地よい。