マジか！ サブスクきたのか？！ と喜び勇んで再視聴。やっぱ面白ぇー。
基本的に全部が、『起こったこと』なので、どのようにして今に繋がり、どのようにして落とすのかな、って系統の作品なんだけど、語り口が軽妙且つ絶妙だから、最初から最後までずっと飽きずに見てられるんだよなー。お調子者の探偵をストーリーテラーに、組織の二番手を聞き手に配置してるのが、構成的に地味に上手くて巧み。
私が一番大好きな役者であるマシュー・マコノヒーが当たり前のように当たり前に最高。抑えた演技だけど、その余裕で作り上げた凄味が、不世出のマフィアのボスって役柄をこれ以上なく引き立てている。普通にカッコ良過ぎて最高過ぎる。
コリン・ファレルもさすがいい感じ。ポジション的にも超重要だしな。
オチは弱いもののスリルはきちんと継続してるし、ストーリーも魅せ方も役者も素晴らしくて、それらが絡み合った味は傑出している。
たぶん誰が見ても面白い作品だと思うので超おすすめ。
あ、芸術的でファンタジックな汚い言葉使ってるから、お上品なお歴々にはおすすめしないわ。
私はクソみたいに汚い言葉が大好きだし日常的に使っていきたいと思っているタイプの人間である。口癖はF×××である。
