アニメを全話観たので行くしかないなと思い鑑賞
この作品の1番の魅力は、主人公である炭治郎の心の美しさと素直さであると思う。大切な家族を鬼に殺されていながらもその鬼の悲しみまで感じ取り寄り添う心に、この国中が惹かれている。
炭治郎の素晴らしいのは決して他人を責めないところだ。
辛い者の心に寄り添うのに誰より傷付いているはずの自身の辛い経験は決して他人に話さない。
彼自身は何度も何度も身を削り、「頑張れ、頑張れ」と傷だらけの己の身体を奮い立たせる。
優しすぎて見ているのが辛くなるほど彼の心はかくも美しく、恐ろしいほど強い。
作画も素晴らしく、戦闘シーンなどとても見応えのある作品でした。
原作をまだ拝見していないので劇場版のみの感想となりますが、私はキャラを死なせることで得る感動は、観客を泣かせる為に作られた脚本という感じがどうしてもしてしまって、あまり好きじゃなかったです…
