劇場版「鬼滅の刃」無限列車編のminaのネタバレレビュー・内容・結末

原作コミックス、アニメ本編視聴済。劇場版はアニメ本編から更にパワーアップしたクオリティ…！アニメってこんなに動くの！？というぐらい目で追えないド迫力。そして無限列車編を映画化したのはかなり得策。夜行列車が舞台ってロマンがあるから映画館映えする。

割と長期間ブームが続いていて、社会現象化しているのはただ周りに合わせて流行ってるだけではなく、たくさんの人を動かす力のある、それなりの熱量がある作品からだと思う。
少年誌掲載作品とは思えない残酷さに、頭ごなしに勧善懲悪を説くストーリーでもなく、主人公側が圧倒的に劣勢な立場で容赦なく死んでいく仲間。ありがちなようで目新しく斬新な要素が多い気がする。

「１つのものを得たと思ったら、なんで別の１つを失ってしまうんだ」と炭治郎が嘆いたシーン。このセリフは人生にも刺さる言葉だなあとしみじみ。挫折した時や理不尽さにどう向き合うべきか、ヒントをもらえる作品なんじゃないかなあと思ってます。