原作未読、Amazonプライムビデオでアニメ26話までを見てから映画館に行きました。既に主要キャラクターや設定、流れが頭に入っているので、冒頭から鬼滅の世界に没入できました。（26話の続きが映画・無限列車なのも良かった。）空前の大ヒット、コミックスも鬼売れ中ですが、売れるものには理由があるのです。いくら仕掛けてもここまでのヒットを生むには作品に魅力がないと無理。素直に、面白いと思いました。
アニメーションの作画や動きのクオリティも高く、煉獄杏寿郎と上弦の鬼・参との戦闘シーンはとくに素晴らしかったです。刀の扱い、動きもいい。そして、家族の絆、弱き者を思いやる気持ちなど、子どもに伝えたいメッセージ性もあり、残酷さで避ける親御さんもいるようですが、一緒に見て煉獄の母のように人としての生き方を子供と一緒に考え、教える機会にしたらよいのでは？と思いました。
話はわかりやすいので、鬼滅の刃を知らない方もアマプラや原作で少し予習して映画館に行けば楽しめるエンタメ感動アニメだと思います。地方映画館で平日に観ましたが、ほぼ満席。子供も多いのにEDが終わり、明かりがつくまで席を立つ方もいませんでした。余韻のある映画です。
