Kenjo

ラーヤと龍の王国のKenjoのレビュー・感想・評価

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
4.2
ディズニーらしいハッピー映画。

トゥクトゥクかわいいーーでも名前がタクシーなんだよなあーって思ってたら本当にタクシーみたいな使い方されてて笑った。

ちょうど見た日が雨やったんやけど、ちょうど良かった。
雨が繁栄の象徴になってたり、龍が水の神であったり、雨とか水に対する信仰はあんまりキリスト教って感じじゃなくてアジアの神話的なものっぽい。
ディズニーの映画あんまり見てなかったけど割と舞台がグローバルなの増えてきてるね。

このご時世だからか、ドルーンは疫病のメタファーにしか見えなかったな。
水が嫌い→手洗い、石にする→人々の時間を止める、そのせいで人がいがみ合い、世界が分断される。5個に分割されたのも5大陸を表してるのかなとか考えちゃう。
コロナで分断された世界を救うのは、人々の信じ合う力なんだ!っていう話だった。

この映画の1番のテーマは「信じ合うこと」やと思うけど、ちゃんと敵も味方も関係なく仲間にして巻き込んでいく力だとか、信じてもらうためには先に周りを信じてあげるファーストステップを踏むことが大事って話だったり、本当教訓が多い。子供から大人まで楽しませるのがいいアニメやな、、

最初のショートムービーもそうやけど、本当に音楽が良すぎる。Bestiaで見てよかった。
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