和

ラーヤと龍の王国の和のレビュー・感想・評価

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
4.3
【王道の要素を詰め込んだ、面白くないはずがないエンタメ作品】

つまりは「ワンピース」だったり、「ロードオブザリング」だったり、目的のために仲間を増やしながら冒険する物語。そんな作れば長くなりそうな話を2時間に収めているので、トントン拍子で進んでいく部分もあるのだが、きっちりと脚本が練られているので、飽きないし、ちゃんとハラハラさせられる。オリエンタルな世界観も良かった。
赤ちゃんのキャラがとにかく可愛らしくて笑いを誘っていた。

はからずも、現在の状況を描いている気がして、そういった虫の知らせのようなことを、クリエイターたちは感じとってしまう部分があるのだろうと思う。そして、平和な世界を望むテーマが壮大で、実際の世界もそうあって欲しいと願わずにはいられなかった。

それから、水の描き方がとても綺麗で感動した。


恒例の本編前のショートフィルムも雨の描き方がとても上手だった。
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