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ラーヤと龍の王国のkaitomoのレビュー・感想・評価

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)
4.1
世界を旅して、宝を探し、仲間を増やして、世界を救うという、ど王道な作品である。前半の世界観の説明部分はややかったるかったが、話が動き始めてからはテンポ良く面白い。世界観の作り込みが凄いし、カラフルで目に楽しい。
キャラクターも可愛さ全開のマスコットや、子供をふんだんに使っているのにあざとさがない。
アクションも立体感があって、複数人が入り乱れたりする構図がたまにアベンジャーズっぽくなったりするのが熱い。
ドラゴンが空を飛ぶのではなく、翔け回るのがセンス良い。
メッセージもシンプルに「信じる心」。ここまでストレートに、くさいぐらいにメッセージを出されるのは、あまり好みではないが、今の時代に合っているのだろう。
しかし、こういったファンタジーにおける「ヴィラン」には今後ますます苦戦しそうだ。
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