猛暑日にふさわしい(?)超暑苦しい映画だった。
逃げた水牛を追う村人たち。それだけなんだけど、ものすごい熱量。胃もたれ必至😂
水牛は怒ってるわけではなく屠殺を恐れて逃げただけ。そりゃあの牛が爆走すれば壊滅的ではあるけども、この映画見てるといちばんまともなのはあの牛🐃さんなんじゃないか。
一頭の水牛を追って群がる人間たち。あちこちで遺恨戦勃発、牛と関係ないところでモメてたり。銃で仕留めればいいじゃん!なんて言ってられないおかしなテンションになっていく。
平常を装っていた村人(特に男)たちの溜め込んだ鬱憤が牛の逃走がトリガーになり大爆発!といった感じ。
人間ってバカだな~と牛は思っているかもしれない。そんな人間たちに食われる運命だった牛は時に神々しかった。
終盤なんかもう勢い止まらず、笑いも止まらない、堪えるの大変😂肩ヒクヒクしちゃったよ😂
とりあえずいっとけ!的なあの群衆はまるで「ワールドウォーZ」。
最後の方「ワーッ」しか言ってない😂
人間とは思えないとんでもない光景が繰り広げられていた。
アナログ&リズミカルなサウンドデザインもテンポも独特、一気にザーっと駆け抜けて行った。
見終わっていったい何を観たんだ…!?と思ってしまう珍品だけど、アカデミー賞国際長編インド代表😂