このレビューはネタバレを含みます
インドのケーララ州に興味を持っていたので、同州出身の監督がその土地の文化を基に作った映画という前宣伝を聞き視聴。
当初予想していた、実在する競技としての「ジャリカットゥ(牛追い)」とは異なった「牛追い」だったが、予想とは違う形の人間ドラマがあり面白かった。あと少しで水牛が捕まるというところで取り分を主張したせいで何度も逃したり、水牛を捕まえる過程で罵り合ったりという、監督の描く「政治」が個人的にとてもはまった。テンポ感とカメラワークが素晴らしく、この監督の別作品視聴してみたくなった。