南インドの最奥に位置するとある村で一頭の水牛が逃げ出した。店や畑を荒らす牛、それを追う村人たち、駆り出される警察、隣村から現れる荒くれ者、あらゆる人々がぶつかり合い、それは牛追い騒動を超えた争いへと変わる……
ストーリーはシンプル、そんなに牛は出てこないのだけど「これがわたしの求めていた映画だったんだ……」と震撼するほどにすばらしい映画であった。出てくる人は多いがそれぞれのシーンが多く、名前の出てこないキャラクターからも溢れんばかりの情熱を感じる。人を選ぶ映画ではあると思うが圧巻でした。音と映像の威力に叩きのめされる。
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