ブータン 山の教室のokapiのネタバレレビュー・内容・結末

ブータン、という国に行ったこともなく、イメージしかない中で見た作品。

ブータン、山の僻地で歓待されて教師として暮らす主人公。もともと勤務態度が悪い、という理由で派遣されていたが、すっかり人気の先生に。

一方で、惜しまれつつ村を去り、オーストラリア大都会で大勢の中で売れないミュージシャンとして暮らす、というエンド。

全く両極端な生活の仕方。
人として、どちらが幸せなんだろう？
前者の方が、不満や不足が多くても社会貢献しているな、という気持ちも満足感も強いような気がする。
でも、便利さに一度慣れてしまったら、山の中の暮らしは一見満ち足りていても、足りないもの、ないものばかり感じるかなと。
考えさせられた。