このレビューはネタバレを含みます
中嶋駿介さんの劇場映画監督デビュー作ということで鑑賞。
まず、構成がとても面白い。
異性と初めての性行為する前に、「性行人」という成人男性と性行為をしなければならないという「SP法」に主人公が翻弄される、青春SF作品。
女性側の痛みとSPで受ける痛みが全く同じものとは思えないけど、「痛み」を知ることで他人に優しくできるのなんて一時的なもので、慣れたらSPで受けた痛みなんてすぐに忘れしまうんじゃないかな。
結果、2人はどうなったのか。
描かれていないところもまた良かった。
主演の有佐さんの透明感と存在感、
とても素晴らしくて見入ってしまいました。