Share the Painの作品情報・感想・評価・動画配信

Share the Pain2019年製作の映画)

上映日:2020年10月03日

製作国:

上映時間:41分

3.5

あらすじ

「Share the Pain」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

2021-311

フォロワーがこの作品の監督さんだったのがきっかけで視聴。パッケージの女の子が可愛らしかったので勝手にラブコメっぽいものを想像して、あらすじも読まずに視聴したので内容にびっくり。

これが現実なら自分ならどうするか考えながら見ていたので感情移入し過ぎて下手なホラー映画見るより精神的に疲弊した。恐らくこれで愛が証明出来るなら僕なら渋々ながら受けるだろう。
しかし興味深かったのが主人公はダメになるであろうタイミングでプレゼントも使わず受け入れた点。これは寄りを戻す為になのか、彼女を傷つけた贖罪なのか…見終わった後にあれこれ考えて余韻も楽しめた。

この作品の政策は実現不可能としても、今の腫れ物のように扱う性教育は疑問を感じる。どうしても挿入側が力関係強くなりがちな分思いやりが持てる教育の必要性をこの作品で感じる事が出来た。
考え中

考え中の感想・評価

3.3
これ観ました 
主演の俳優さん素朴でリアルだった

SP執行人のお兄さんは、優しく医療行為を施す助産師のようだった
あくまで挿入感を体験させるわけで、
別に性的なムードはなく
お兄さんの性的嗜好による個人的な快楽があるわけでもないとしたら、
この性交人のお兄さん達は
どういう気持ちで施術にあわせて自身をスタンバイさせるのか…
人工的に薬とか使う?こなす件数あったら体に負担だろうな とか
余計なことふと考えてしまった

身をもって知る痛みが
人をいたわるのに最も有用

田園風景と男子の通過儀礼でそれを見ると思わなかった
ュージックビデオやCMを手がけてきた映像ディレクター・中嶋駿介さんの劇場映画監督デビュー作は、監督が中学生時代に同性と交わった経験から生み出された作品で、セクハラや性暴力に対してSF仕立てで問題提起しているように感じる。
全ての男子が初めてのセックスの前に「性交人」と呼ばれる成人男性とセックスをしなければならないという法律「SP法第一条」が当たり前のように存在する、もう一つの日本。
性交人と交わりたくない主人公の少年ユウキは、思いを寄せる彼女のアヤカがプレイボーイのヤマダ先輩に狙われていることを知って焦り、決断を迫られてしまう。
監督が本作を撮るにあたった動機を自身のnoteに以下に記している。

「挿入する側の男も掘られて、あの痛みを伴う被挿入側のリスクや、絶対に抗えない恐怖心を知れば、相手の気持ちがわかってパートナーに優しくするのでは?」

確かに言われてみれば当たり前のことだが、いざことに当たって恋人やパートナーに対し、こういう気配りの出来る優しい人はどれぐらいいるのだろうと思ってしまう。
正に「我が身をつねって人の痛さを知れ」ということなのだが、コロナ禍で自分のことで精一杯な人が多い世の中、セックスだけでなく、他者を思い遣れる社会になれば、こんな状況下でも乗り切れそうな気がする。
る

るの感想・評価

3.7
この妙な設定がとてもいい。前日に、お母さんが「お赤飯炊かなきゃね」みたいなこと言ってたのは流石に笑った。
設定と企画の目の付け所はとても面白いと思う。
綺麗で丁寧な撮影に印象的なロケーション。
ただ、このテーマならもっと捻ったら面白くできたのではないかなと思いました。
kty

ktyの感想・評価

3.8
映像作品として唯一無比の独創的かつ大胆な発想、つまり、どこの国の人が観てもバカバカしいと共感できる法律、そしてそんな法律に翻弄される男子高校生の哀れな姿に、思春期のやるせなさが伝わるようでした。😊

まず最初の映像の気品が、海外市場も想定しているように思えました。

主人公の心の迷いを、うまく空間系の音響効果、夏の清涼感が伝わる効果音、それにメロディーをうまく織り交ぜてます。音のこだわり、丁寧な録音と演出が素晴らしい。関係者は繊細な耳をお持ちですね。😊

またロケ地の近未来風の建物のデザイン、コンクリートの質感と、対照的な山に囲まれた自然の風景の対比に、時代を特定しないこだわりを感じました。😁

主人公の頼りない顔、彼女のあどけなさや、暖かく見守る両親、素朴な友人、人物と田舎の風景をうまく取り込んだカメラワークもさすがです。

そして緩急のあるストーリー展開に脚本の自然な流れ、退屈を微塵も感じさせないスムーズな編集、へたなその辺の長編映画より良くできてます。😄

もし私が演出するなら、縦書きの条文を最初にオーバーラップします。法律は専門分野なので、条文見たかった。

それに狂ったような電子音楽もインサートすると、さらに良かったです。ご要望がございましたら制作します。

しかしこんな法案を、審議する国会見てみたいなあ、、、😅
湯っ子

湯っ子の感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ダメだ…最初から最後まで嫌だった…
まず最初に「狂った法律」って言っちゃうの?これが当たり前、この法律以外はリアリティ追求みたいな雰囲気で始まるのに、最初のひとことで「狂った」はないでしょう。ここは、「こういう法律がある、だけど自分は狂ってると思う」じゃないかな?
何から何まで納得いかなくて気持ち悪い。書き上げたらキリがないけど、Eテレの中高生向き性教育ドラマとか、少年誌に掲載された少年マンガとかならありえるかなあ。大人のいない世界の話だよこれ。私が親ならこんなの反対するもん。こんなこと息子にさせるくらいなら、女性に痛みを与えないようなセックスのやり方教えたるわ。どっちにしろ児童虐待かな。笑

2021/9/15
監督さんのnoteを読みました。問題提起のために、あえて極端な表現にしたとのこと。確かに、この映画を観ていろんなことを考えたし、他の方のレビューをたくさん読んで、いろんな意見を知りました。そういう意味では、とても有意義な作品だと思います。なので、ちょっと点数を上げました。
moi0716

moi0716の感想・評価

3.2
Share the pain 痛みを分かち合う
タイトルしっかり回収してキレイにまとまった作品でしたなね!そしてヤマダパイセン。。。

ブログも拝見しましたが監督のノリでやったのが1番Share the pain
監督さんご自身が忌憚なき意見を、とのことで。わりと好きなタイプの話で、40分という短編だったので観てみました。

高校の授業で上映して、あーじゃこーじゃディスカッションするのに最適な作品では?
問題提起として意義のある作品だと思います。

ちょっと前にやっていたNHKのドラマ『きれいのくに』を思い出しました。
あと、村田沙耶香の小説のような世界だなぁって。
ディストピアのようなユートピアのような。

アイデアや設定は良いのだけど、前半は、なんだかとにかく気持ち悪かったです😅 舞台が自然豊かな田舎町なので、その風景の素朴な美しさと相反する直接的で生々しい表現のギャップに不気味さを感じちゃいました。
あと、お母さんのこっそりガンバ!やお赤飯発言も気持ち悪い😅

祈りや平和の象徴である千羽鶴も、なんか逆に怖かったです😅

このあたり、意図してやっているのだとしたら、すごく効果的だと思います!

性交人の佐々木さんのキャラと、SPセンターの雰囲気が良かったです。スピンオフで、性交人やここで働く人たちにスポットを当てたストーリーが観たいです😆
SP法反対派の人たちとか、そこらへんも膨らませたら、映画的に面白くなるのかも?

前半の軽いコミカルテイストから一転、終盤の展開にはそうなるのかぁと、ハラハラ。

なんか、女の子側もどうなのよ?という感じもしますし。
もし本当にSP法を施行するとしたら、女性にも男性側の大変さを知る何かが必要では?と思いました。
実際、このSP法だけでは解決しないですよね。そもそも悪人は、相手が嫌がっていることでさらに喜ぶ生き物だと思うので、逆に助長しちゃうかもな、とも思いました。

痛みって身体的なものと精神的なもの、両方あるからなぁ。
人の痛みを知る、相手の立場に立って物事を考える、というのはなかなか本当に難しい。相手のことばかりで、自分の感情を抑えすぎてもダメだし。

そんないろんなことを考えさせてくれました。
ラストのカットバックはすごく良かったです。
MVの監督をやっておられる方の短編映画みたいです。私は年齢的にも趣向的にもこの映画がターゲットにしてるっぽい鑑賞者ではないようで、わりと醒めた感じで見終わりました。見てしまってゴメン加点あり。なのにレビュー書いてゴメン加点もあり。たぶん的外れなレビューになるんだろうな。でも書いちゃお。

特殊な設定下の物語なのに日常感覚をブレさせずに見れるよう作ってあるのは親切設計なのかな。星新一(ふるっ)のショートショートや子供向けの漫画や小説を連想しました。カットワークや音の入れ方に石井聰亙監督の影響?引用?を感じましたが、よく消化して自分のものにされてるなあって思いました。先達のいいところをパクって自分の武器にするのはよいことかと。

映画のように鑑賞者が座席なりモニターの前なりに一定時間拘束され、映像と音と物語に晒されて続けるというジャンルにおいて、作り手側の主張もなく、さらっと男女差についてほのめかされる?提起される?だけというのはある意味斬新かも。中学校とか高校とかで教材として利用される映像みたい。大人げなく本音を書くと、なんか映画じゃないみたいだった。あでも役者さん達はみんなすごかったな。

映画って先に書いたような鑑賞条件ゆえ、何か強烈なビジュアルとか音とか思念?思想?考え?みたいなものが圧倒してくるはず!と身構えたりワクワクしたりしてる部分があるので、こういうテーマをノンポリっぽい軽いノリで提起されると斬新だなと思うものの、うっかり食いついたら個別に呼ばれて恐るべき本物の反社会的な思想とか左や右に傾きがちな思考の嵐に襲われそうな、そういう何かの罠だとしか私には思えないので、やっぱ好きにはなれないです。あ、でも最後の10分はよかったです。

シネスコサイズ?劇場サイズ?の画面でユーネクで見れたのは嬉しかった。だいたいいい感じの構図だったけど、物が妙に中央に寄った構図(主人公家族の食事のシーン)が気持ち悪くて吐きそうだった。食卓がこんなに醜く見えるシーンはなかなかないなと思いました。狙ってたのならすごい。醜いものを食ってる人達なんだ、そういう前提で物語を解釈しなきゃなんだってなるので。

けどなんかそもそも視線を中央に集めてる意識がなかったような気が。結果的に視線が向かう食卓上に記号的に置かれただけの食べ物たちがとても醜く見えたような。そうでもないような。個人的に食べ物が醜い映画はアカンと思う。腐ってる食べ物さえ美しく撮る映画があるというのに!笑
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