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走れロムのqqfowlのレビュー・感想・評価

走れロム(2019年製作の映画)
4.0
ベトナムの貧困層に広がり、社会問題になっている闇くじ「デー」。胴元につながる売買の全貌は不明だが、末端にはストリートチルドレンがいた。親に捨てられたロムもその一人だった…

映像、音楽、演技、全部思ったより良かった。ロムもすばしっこかったが、ライバル売人の身体能力がまたすごかった。彼らはまだ少年なのに、人並みの教育や職業訓練を受ける道は完全に閉ざされているようで、絶望しかない。漫画「はだしのゲン」で、ゲンが父、姉、弟を亡くした後で出会うストリートチルドレンたちが思い出されて、はじめ、これが現代の話とは信じがたかった。
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