走れロムの作品情報・感想・評価

走れロム2019年製作の映画)

Ròm

上映日:2021年07月09日

製作国:

上映時間:79分

あらすじ

「走れロム」に投稿された感想・評価

Maya

Mayaの感想・評価

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ギーとロムとフック。

裏切り裏切られ
だれかに救われた

今日も誰かに褒められた
殴られて生きていく。

ベトナムの検閲をクリア出来なかった場面もみたいな。
木蓮

木蓮の感想・評価

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現在ベトナムで公開中の釜山国際映画祭New Current Award 受賞作。
宝くじの予想屋ビジネスを生活の糧にサイゴンの路上で必死に生き抜く少年たちの話。ストーリーはシンプルながら力強いカメラワークと生を渇望する少年たちの圧倒的な存在感に引き込まれる80分間だった。

主演のTrần Anh Khoaは松本大洋の漫画に出てきそうな佇まいで、自らの感情の渦に観客を否応なく引き摺り込りこんでいくような引力を持つ素晴らしい俳優だった。監督、よくこんな少年を見つけてきたな。(あとで調べたら監督の実弟らしいです)

映画で貧しい人々を描くとき、従来のベトナムエンタメ作では(他の国でも同様だと思うが)どうしてもお涙頂戴的な展開に成りがちなところを、そこで終わらせずむしろ観る者をその「安全圏」から引き摺り下ろして揺さぶってくるような胆力がある。殴り合って蹴り合って引き摺りあって、でも相手がもう一度立ち上がるのをじっと見つめながら待つような、少年たちの友情とも愛憎ともつかぬ関係性も見事に描いていた。

これはぜひ日本でも上映されてほしいな。