マリリン・モンロー、ローレン・バコール、ベディ・クレイブルが演じる畜生三人娘が、
「金持ち引っ掛けて玉の輿乗ったるで！！！！」
という方向で奮闘する、今の時代だったらＳＮＳで秒速にフルボッコされて終了しそうな、危険球系映画でした。
１９５０年代という時代性なのか、開始から５分弱延々オーケストラの演奏が続いたりと、謎な演出多数。
金でしか男を判断しない潔ぎ良過ぎる主役三人に、
「ワイも顔しか見てないで！」
と、嫌な意味で共感度ＭＡＸでした。
それにしても、気の毒だったのは主人公シャッツィと結婚寸前まで行きながら、直前で「やっぱ愛してない」とか言われてドタキャンされた５０代富豪紳士。
「でも立ち直るさ。年を取ると失望する事が多いからね。慣れてしまった」
というぐう聖極まりない言動に、大号泣不可避でした
