監督と言語学者がたまたま居合わせて、出来上がったドキュメンタリー。
今まで映像に残されることのなかった、ラオス側のムラブリ族の人たちとも奇跡的に会えた、偶然に偶然が重なって仕上がった貴重な作品。
映画観賞後、金子監督と言語学者の伊藤雄馬さんのトークイベントもあり、一度に二度楽しめました。
なるべく早急に大量生産大量消費をやめなければならないはずなのに、やめられない現代人。
資本主義が世界を滅ぼすのかもしれないが、この映画の中のようなムラブリ族の暮らしはできない。
とはいえ、人間にとって大切な必要最小限の生き方をこのドキュメンタリーは記録していると思う。