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グッバイ、ケイティのコタのレビュー・感想・評価

グッバイ、ケイティ(2016年製作の映画)
3.5


最初から誰のことも信じられない。けどケイティの住む狭いコミュニティの中では誰かしらは信じて頼って頼られてるつもりがないと生きていけないと思う。搾取されて裏切られて、17歳には背負う荷物が多すぎる。
オリビアクックちゃんの演技は最近のどの俳優よりも繊細で深みがある。
「娼婦に愛などない」なんて何も知らないのによく言えるね。
男性の一般的な性行為の捉え方を踏まえると娼婦という職業は目の前に存在する限りどうしても不当に扱われてしまうの本当にやるせない。性にフォーカスしなくても、観てる世界も価値観も違うから「売春=尻軽=ぞんざいに扱っていい」という大半の歪んだ共通理解を覆すことは簡単ではないのかも。
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