のりちり

シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!ののりちりのレビュー・感想・評価

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映画館鑑賞。

詳しいことを知らず、シラノ・ド・ベルジュラックについての映画だと思って観た。
違った。
それを舞台で演じるまでの映画だった。
実際の話を元にしているから出てくる人たちも本当にいた人たち。

作家はどう書いたらいいのか苦悩する。
しかし、一つ思いつけば、どんどん書く。
そして、舞台で演じられる。
だんだん、私もその舞台にとりこまれていった。
最後は、私も拍手しそうになった。(音出すの禁止期間だ)
マイクもないから、演じる人、観る人の距離がすごく近い。
舞台裏まで見えてしまう。
そんな時代から愛されたこの舞台。
今も演じられている。

演者、その後の演者を見たい人はエンドロール最後まで。
その後、調べてみたら、作家は、100年前に流行ったスペイン風邪で亡くなっていた。
コロナが流行っている今と重なるなと感じた。
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