マクガフィン

ドロステのはてで僕らのマクガフィンのレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
2.7
未来や現在や過去に波及するタイムパラドックスは生じるのに、未来と現在と過去が鉢合せしない、多世界解釈のような設定の矛盾は、序盤から一貫した大きな問題に。周囲の人たちのライトさがテイストの抑揚になり、タイムパラドックス後に盛り返すことや、低予算で苦労した撮影は伝わるのだが、映画的な広がりもなく、スクリーンサイズに見合わないのが残念。