ボインゴまちお

ドロステのはてで僕らのボインゴまちおのレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
3.5
【視聴者を置いていかない優しいSFその1】

-注目ポイント👀-
①何故か納得してしまう構造
②自分ならどう行動する?
③エンドロールは要チェック

①2分後の未来を映すテレビから始まる本作だが、この手の作品は仕組みがわからなくなる時がある。しかし、主人公らが起きた現象に対して検証を重ねてくれるので視聴者を置いていかずに内容を理解できるので安心してみれる。

②もし過去や未来がわかるとなったら、何を望むか?それが限られた時間の場合、それぞれの人物の思考性が見れるのは人間らしくて面白い。

③エンドロールは普段から見るタイプだが、この映画は見ておくとより映画を理解できる。撮影方法が独特だし、実際にどういう風に撮影されてるかの勉強にもなる。

-感想✍️-
正直70分くらいだったので短く感じた。恐らく、時間の制限があったのかもしれないが、あと3、40分長かったらどう作品が変わるか観てみたかった。

-気になった点🤔-
最後のシーンが、前半の丁寧な説明とは対照的に「あ、そうなるのね」といい意味で裏切られた。