真栄田

カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇の真栄田のネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

あんまクトゥルフの事知らないけど、
「クトゥルフ物っぽいぜ」とか思いながら観てた

原作小説は、クトゥルフの関連作にカウントするかしないか、微妙なラインらしいけど
少なくとも、この映画はクトゥルフ物なんじゃないかと思います

宇宙由来の極彩色で、矢鱈にビカビカしてた画面が
最後には全部ブッ飛んで灰色になる
って言う展開は上手いと思ったし

観測者として最後に生き残るのがアフリカ系の青年って言うのも
ラヴクラフトさんが黒人差別主義者だった事実から逆算すると
皮肉が効いててナイスでした
あとアフリカ系の青年の名前がフィリップスだったのは
ラヴクラフトさんのミドルネームがフィリップスなのに掛けてんのかもしれんっす

原作読んでないから何とも言えんけど
中盤の、色んな生物がゴチャ混ぜになって呻いてるシーンは
『遊星からの物体X』的な良さを感じたけど
そもそも
『遊星からの物体X』の原作小説の作者さんは、確かクトゥルフ神話好きな人だったから
コレは監督さんが、そういった背景を知った上で、狙って入れたシーンなのかもな
※原作に有るシーンだったら、適当こいてすいません
真栄田

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