映画好きの柴犬

映像研には手を出すな!の映画好きの柴犬のレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)
3.2
ノイズが多すぎ

 設定命の人見知り浅草みどり(齋藤飛鳥)、プロデューサー気質の金森さやか(梅澤美波)、カリスマモデルでアニメーター志望の水崎ツバメ(山下美月)が、「最強の世界」のアニメを作ろうと奮闘する姿を描く青春ドラマ。

 アニメ版と比べても、主役三人のキャラ再現度は意外に高くて、乃木坂46の三人はなかなか頑張っていた。アニメ制作過程や脳内イメージの表現も、アニメ版ほどの自由度はない中でもよくやっていたと思う。

 深夜ドラマからの劇場版公開という、最近のアイドルものでよくあるパターンなのはいいとしても、主役三人以外の雑魚キャラと、本筋に関係ないどうでもいいエピソードが多すぎ。色々と大人の事情があったのかもしれないが、水増し感が見るに耐えないレベル。