これ、カナヅチの人が泳げるようになるまでを面白おかしく描くコメディだと思っていたし、Filmarksスコアもあんまり高くないから見なくてもいいかなと思っていたんだけど、全然違ったよ。人生を泳ぐことに>>続きを読む
最近アクション付いてる綾瀬はるかの大正ロマンなスパイアクション。綾瀬はるかのキレのある動きは見どころだけど、アクション演出はややモッサリしていてもう少しキレとスピード感が欲しかったかな。
ガイ・リッチー監督らしいケレン味とかは控えめながら、質実剛健な語り口が緊張感を生む脱出&救出劇。アフガニスタンを舞台にしているが、イデオロギーや政治的スタンスは傍に置いて、友情や家族をテーマにしてい>>続きを読む
スイスの爽やかなイメージとは真逆のエログロ満載B級映画。嫌いじゃないけど、やるならもっと突き抜けて欲しかった。予算の都合なのかもしれないが、ここは見せてくれないんだ?っていう繋ぎの不自然なカットがい>>続きを読む
それぞれの正義
今年鑑賞一作目にして、年間ベスト級の傑作。イーストウッド監督作の中でも上位だし、ラストカットのキレのいい映画のベストを更新したかも。
シンプルな法廷劇でストーリー自体はすごくわ>>続きを読む
「狐狼の血」の柚月裕子原作による警察サスペンス。杉咲花演じる主人公が親友の不審死の謎を探っていくんだけど、余りにトントン拍子に進んでいくのに違和感を感じていたら、警察と公安のそれぞれの正義が浮き彫り>>続きを読む
バルーンカテーテル開発の裏にあった実話をベースに、タイトル通り家族愛に焦点を当てたドラマ。大泉洋をはじめとした俳優陣の演技に支えられた卒ない出来だけど、全体にあっさり目というかサラッと印象薄め。
ごめんなさい。思ったほどハマらなかった。意外と早めの段階でドッグとロボットが離れ離れになってしまうから、ドッグとロボットが唯一無二の関係性になるっていうのが感じられなかったんだよね。このハマりきれな>>続きを読む
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」みたいな現在の行き過ぎた資本主義による分断・二極化の象徴的出来事を描いた実録金融モノ。金融関係に全く疎いので、こんなことがあったなんて全然知らなかったけど、こうい>>続きを読む
イマジナリー・フレンドという言葉もすっかり市民権を得た感じかな。比較的オーソドックスなストーリーだけど、CGの進歩もあって多彩なイマジナリー・フレンド表現も楽しい。
ケイリー・フレミングのはにか>>続きを読む
TVシリーズの完結編。TVシリーズは概ねナウシカだったけど、映画はナウシカで始まってラピュタで終わった感じ。こちらも、シンプルなストーリーだけどうまくまとめてた。
説明不足
ドラマの出来が良かっただけに逆に心配していたが、その通りになってしまったかな。前作の冒頭部分を映画の前半に持ってきたのはいいとして、そこに尺を使いすぎて後半の「映画編」が詰め込みすぎ。尺>>続きを読む
ノリは完全に「翔んで埼玉」なんだけど、物語にほぼ意味がない「翔んで埼玉」に対して、シンプルながらも納得性の高いストーリーがある分、共感性が高くて満足度も高い。細胞たちの擬人化もいい塩梅だし、るろ剣か>>続きを読む
ほのぼの人情コメディかなと思ってたら、アートワークと予告編に完全に騙された。雑に要約すると、タクシー運転手がおばあちゃんの話を聞きながら老人ホームまで届けるっていうだけの話なんだけど、このおばあちゃ>>続きを読む
内容的にはあっさり目だけど、そつない作りの歴史アクションファンタジー。もうちょっと、魑魅魍魎が出てくるホラーよりの作品かと思ってたけど、意外と人間味が強かった。
タイトル的にもシリーズ化前提のよ>>続きを読む
妻とうまくいかなくなった男性が、妻と出会わない世界線の自分と入れ替わってもう一度出会いをやり直す、パラレルワールドラブストーリー。設定を除けば、シンプルで捻りのない王道ラブストーリーなんだけど、主役>>続きを読む
ジャンルとしてはすごくシンプルなタイムスリップものラブストーリーなんだけど、福原遥演じる主人公の言葉として、命の尊さと反戦のメッセージをここまでストレートの主張する作品も珍しい。原作者の言うとおり、>>続きを読む
コミュニケーション手段の多様化と裏腹に、人との距離感の取り方が難しくなっている現代に、付かず離れずのちょうどいい距離感に心が休まる作品。最近猫が人気なのも、その距離感の取り方がちょうどいいからなのか>>続きを読む
流石に、古代進にウジウジさせすぎじゃない?そんなにメンタル弱いやつじゃないでしょ。内心は置いておいても、みんなの前ではもっと気丈に振る舞うんじゃないかな。
ストーリーは、オリジナルが元々ぐだぐだ>>続きを読む
ミニオンのキャラクター人気だけで保ってる気がするドタバタギャグシリーズ。グルーはもはやストーリー展開のための道具でしかなく、キャラもブレブレ。子供向けとは言え、もうちょっとストーリーをちゃんと作って欲>>続きを読む
流石にFilmarksスコアは低すぎるのではないかと思うけれど、石川慶監督への期待値からすると致し方ないのかな。
「月に囚われた男」の設定でラブサスペンスをやった感じかな。ほとんどストーリーに関係し>>続きを読む
よく次々とアイディアを思いつくな〜と思うほど、タイムリープものの傑作を生み出し続けるヨーロッパ企画のこれまた傑作。
たった2分の繰り返しで何ができるの?という半信半疑で見始めたが、同じスタートか>>続きを読む
想い人の結婚式の朝で始まり結婚式で終わる自伝的作品ってことでは、台湾青春映画の傑作ギデンズ・コー監督の「あの頃、君を追いかけた」を彷彿とさせる作品。とはいえ、青春がキラキラしていた「あの頃、君を追い>>続きを読む
人の心ってなんだろう
障害者施設の暗部を描いた、石井裕也監督作の中ではめちゃくちゃヘビーで社会派の作品。結論の出せない問題だけに、オープンエンディングになるのは仕方ないが、そこをファンタジーに逃げ>>続きを読む
「ベルリン・天使の詩」以来のヴィム・ヴェンダース監督作品。大学生の頃に見た「ベルリン・天使の詩」の記憶はもう曖昧だけど、静かに時間が流れる感覚が似てるのかなと思ったり。
ある意味世捨て人である男>>続きを読む
アニメーション的なデフォルメから生まれる躍動感と、約60分のタイトな尺から生まれる疾走感が、悩み戸惑いながらも好きなことに突き進む青春劇と奇跡のマリアージュ。
「からかい上手の高木さん」のピュアさとは一味違う、一筋縄では行かない大人の恋愛事情。がっつり会話劇だけど、会話の間合いがいいので、退屈しない。
プロットは同じだけど、韓国版はタイトル「ジョゼ」が示すように、視点がジョゼ寄り。その割には、ジョゼのキャラがぼんやりしていて、ジョゼがなぜヨンソクに惹かれ、別れることになったのかがさっぱり見えてこない>>続きを読む
イカれちゃった人の頭の中をそのまま映像化したような、かつて見たことのない独創的立体アニメーション。しかし、見てると催眠術にかけられたかのように、おそろしく睡魔に襲われてしまう😅
ドラマ版がすごく良かったから、逆にちょっと不安だったけど、いい雰囲気をうまく引き継げていたかな〜。ただ、ドラマ版の主役二人の「高木さん」と「西方」のイメージで見ると、「高木さん」より「永野芽郁」のイメ>>続きを読む
女にとっては始まりもしなかった恋だけど、男にとっては始まってないから終わらせられない恋ってことなのかな。
しかし、何も起こらない、思った以上に地味な作品。そりゃあ、一方にとっては終わっていて、他方>>続きを読む
M・ナイト・シャマランの娘さんの監督デビュー作。同じ系譜ではあるけど、お父さんよりはどんでん返し度もトンデモ度も少なめで、ちゃんと謎解きしてくれるしストーリー展開もしっかりしてる。その分、設定の詰めの>>続きを読む
記憶をめぐる物語
人間とクローンとAIロボットが普通に混在して暮らしている近未来。ロボットはまだ所有物の扱いだけど、有機体に近い感じの設定。故障したロボットの記憶を辿ることで、ロボットと過ごした日々>>続きを読む
多幸感
「カメラを止めるな」の再来と言われているが、本当にその通り。作品の出来はもちろんいいし、自主制作という手作り感のなかで映画作りを描くというメタ構造の共通点もあるが、作り手の顔が見えるようない>>続きを読む
良い出会いもあれば、悪い出会いもあり、でも最終的には自分の人生は自分の手で掴み取るしかない。
アートワークの印象から、勝手にオカルトチックなホラーだと思い込んでたんだけど、ミステリータッチのヒュ>>続きを読む