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映像研には手を出すな!のj3livingのレビュー・感想・評価

映像研には手を出すな!(2020年製作の映画)
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これはどう考えてもアニメを見たすぐ後に見るべき作品ではなかった。どうにもマンガ、アニメの実写化作品を見るときバイアス掛かっちゃうんだよな。
せめて1年くらい置いて忘れた頃に見るべきだった。

とにかく主要キャストが美女しかいないのがこの作品として世界観が違いすぎる。乃木坂で揃えた結果であろうが、これでは水崎氏のモデルとしてのタレント性が沈んで見える。

邦画は役者の演技の音の強弱そのまま活かしているので、ただですらセリフが聞き取りにくいのに、本作のキャラクターはテンションの上げ下げが激しいので、ものすごく早口だったり小声だったりなのでさらに終始何言ってるか分からなかった。
アニメの浅草のCVは「映像俳優」の伊藤紗莉さんでうまく行ったのにな…。

序盤の飛行ポッドのシーンとメインのロボット対「カニ」の戦いを説明するところはアニメ作品の説明シーンなのに実写的CGを出すから、違うだろ!となった。
実写映画にこだわりすぎて「あたかも目の前にロボとカニが見えるよう」な状態を「本物(CGだけど)が見えるよう」にしちゃったんだね。

アニメ制作が目的の3人の映画の筈なのに、苦労して出来上がったアニメ映像はほぼ見せず、人間(ドラマ)にのみ焦点を当てるのもどうなのか…。

本当に申し訳ないけど流し見、飛ばし見した。
評価もすべきではなかったね。
だから無加点。
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