SNSで24才の自分としてアカウントを作成し、若い恋人と恋に落ちていく中年女性クレール
チャットと電話でのやり取りをしていくうちに、現実と架空の線引きがどんどん怪しくなっていく
ジュリエットピノシュ演じる主人公が、恋をしてどんどん綺麗になっていく様と、教授として・母としての顔も表情が違って見事
次第にチャットではなく会いたいと懇願してくる彼、何とか誤魔化しながらも彼女自身も会いたい気持ちが膨らんできていて
触れ合ったことすらない二人なのに、と思う反面、だからこそなのか、とも
終盤にクレールがカウンセリングの中で「見捨てられるのが恐い」と涙を流す場面、あぁこれが彼女の根っこにあるのか、と納得
現代ならではのサスペンス
ネット上の繋がりだけで、ここまで落ちてしまう恐さ