本日2本目。
女性キャストが2本で3人。
久々の男祭り。
自主制作という事で、
自分が大好きな世界観の作品を
のびのび撮ってる感じがした。
社会に訴えたい事を表現する手段
としての映画ではなく、
純粋に自分の見たい映画は
これですって言う。
こういうのもたまには良い。
恐らく90年代後半が舞台。
携帯の機種で時代を推測。
今の話ではないので、
色々大目に見てねっていう
エクスキューズかなと感じた。
キャラクターの配置が
レオンみたいだった。
心優しき掃除屋。家族を殺された少女。
イカれた敵。敵が味方か分からない上司。
イカれた役って、
演る方は楽しいだろうなぁと思った。
個人的にはちょいちょい、
ここ別に要らないのでは？て
思うシーンがあった。
なんか、切らないで全部見せてる
ディレクターズカット版て感じがあった。
冒頭の弟のシーン、
もうちょっとコンパクトでも
良いかもとか、
お姉ちゃんのどこが好き？のくだりは
無くても良いと思ったし、
かっぱらったプラグを付けるのも
もっとさらっとテンポ良く見せた方が
面白いんじゃないかとか
葵と辰巳の、
私も行く！お前は引っ込んでろ！の
やり取りも
多くないかい？とかとか。
クライマックスも
今ひとつ盛り上がりに欠けるというか
どこが1番の山なのかハッキリしないというか。
疾走&暴走みたいな事を重視して
編集したバージョンが見てみたい気がした。
上映後にキャストの方が壇上に上がられた中に
イカれたあいつを演じていた
役者さんがいらっしゃって
役の雰囲気とのギャップにビックリした。
全然顔が違った。
