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ようこそ映画音響の世界へのSUのレビュー・感想・評価

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)
3.5
映画音響について、その歴史と仕組みにしっかり踏み込んでいて、また歴史のターニングポイントとなる重要作品が実際の音響とともに紹介されることで、その作品が観たくなって仕方がなくなる。音響の歴史の中で日本人としては黒澤明の名前がでてくるのも嬉しい。

未見の作品も数多くあったし、既に鑑賞済みの作品は音響面に集中して、また見返したくなる。

地獄の黙示録やイレイザーヘッドは未見だが、映画館で観てみたいものである。

また巨匠の映画監督の数々はさすがだなという印象。オーソンウェルズからヒッチコック、キューブリックにスピルバーグ、ルーカス、ノーランまで。興味深いインタビューと、音響という仕事の面白さを知れる。

やはり映画館は絶対に必要で、また最高の環境で旧作をかける重要性についても考えさせられた。
ゴッドファーザー、インセプション、プライベートライアンあたりはまた劇場で観たくなってしまった。
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