このレビューはネタバレを含みます
原作既読済みで改めて再視聴。やはりいい作品だな
作画がぬるぬる動くし、やはり京アニ流石です
細かい所まで丁寧に描かれていて素晴らしい
内容ですがキョンがハルヒ含む非日常を選択する話でしたね
焦点はずっと長門ですが、この物語の根幹はやはりキョンの日常から消失したハルヒを再び取り戻すことなんだろうなあと思います
今まで主人公のキョンはやれやれ系で傍観者に徹していましたがここから積極的に物語に干渉するようになっていく起点のお話
涼宮ハルヒとの日々は本当に楽しくなかったのかの問いかけはやれやれ系主人公への問題提起のようでなかなか面白いし、楽しいに決まってんだろ!と答えるキョンが好きです
それにしても消失長門かわいいなあ
この可愛さを前にしてもハルヒ選ぶあたり相当キョンハルヒ好きだぜ。
本人自覚無さそうだけど…
だからこそあの屋上での諸々が切ないというかな
あれ要はこれからもずっと大切な仲間だぜ宣言のようなものだからなあ
何故消失長門は図書館での出来事を覚えていて、入部届をキョンに渡したのか
そして何故長門は修正プログラムで問題を解決するだけでなく“選択”させる事を選んだのか
消失の世界を選択する事も出来たというのがどういう事なのか深く考えるとあのラストは切ないですね。
追記:
監督の武本康弘さん例の事件でお亡くなりになられていたのか…
本当に素晴らしいクリエイターでした。
ご冥福をお祈りします