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涼宮ハルヒの消失のpeplumのレビュー・感想・評価

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)
3.9
本編を楽しんだのでようやく見れた。
楽しげなプロローグでクリスマスの期待感をあげるのがイベント好きなSOS団だなって感じる。日常やドタバタコメディの尊さがある。
そこから転調してキョン自身が、宇宙人、未来人、超能力者を追い求めるっていう反転は映画ならではで楽しかった。主人公だけが存在を覚えてて周りが忘れてるみたいなの王道で好きだ。長門の演技の質が違っててすごい。まさかの朝倉にビビった。サプライズだね。
なにより作画と色彩設計が圧倒的。ホワイトボードに両面テープ貼るって芝居が細かくて感動しました。冬のグレーな色彩も好き。
目覚めるってシーンが何回も出てくるのは映画というのが暗闇の中で見る夢だからかな。ジムノペディとかクラシックが沢山流れてた気がする。
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