repulsion

ビッグ・リバーのrepulsionのレビュー・感想・評価

ビッグ・リバー(2006年製作の映画)
4.1
男の身勝手さとロマンティシズム女の薄情さとリアリズム 

まず始めにこれは初日舞台挨拶と船橋監督と 

黒澤清の対談の回と二回見た、 

バンダイビジュアルさん、初日部代挨拶 

の映像を特典で入れてくれ☆ 

これは異国の地で出会った国籍の違う男女の 

幼さと優しさに満ちたロードムービーだ。 

全編を通して綺麗なミシガン州の風景を 

演出としてファンタスティックに使い 

、限りなくリアルに近い男の身勝手さや 

ロマンティックさと女の感傷的であり 

リアリスティックな側面を、人種や 

生き方を通して描いた人間ドラマ。 

個人的にキャラクターの行動とダブル所 

があり、感情移入してしまい、大好き。 

壮大なモニュメントバレーの描写や 

ラスト、主人公が別れを告げた旅路の 

成り行きで出会い、関係をもった 

女に別れを告げたにも関わらず 

車で過ぎ去る彼女を荷物を放り投げ追いかける 

場面。彼女は彼を乗せるために 

とまったのか信号待ちしているだけなのか 

わからないまま終わるラストシーンが たまらなく好きです
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