男の身勝手さとロマンティシズム女の薄情さとリアリズム
まず始めにこれは初日舞台挨拶と船橋監督と
黒澤清の対談の回と二回見た、
バンダイビジュアルさん、初日部代挨拶
の映像を特典で入れてくれ☆
これは異国の地で出会った国籍の違う男女の
幼さと優しさに満ちたロードムービーだ。
全編を通して綺麗なミシガン州の風景を
演出としてファンタスティックに使い
、限りなくリアルに近い男の身勝手さや
ロマンティックさと女の感傷的であり
リアリスティックな側面を、人種や
生き方を通して描いた人間ドラマ。
個人的にキャラクターの行動とダブル所
があり、感情移入してしまい、大好き。
壮大なモニュメントバレーの描写や
ラスト、主人公が別れを告げた旅路の
成り行きで出会い、関係をもった
女に別れを告げたにも関わらず
車で過ぎ去る彼女を荷物を放り投げ追いかける
場面。彼女は彼を乗せるために
とまったのか信号待ちしているだけなのか
わからないまま終わるラストシーンが たまらなく好きです