さし

カサブランカのさしのネタバレレビュー・内容・結末

カサブランカ(1942年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

登場人物が異常に酒とタバコを嗜んでる。名言の宝庫で、登場人物みんな渋くてあらゆる映画の教科書のような映画だった。
この時代を懸命に生き抜いたひとたちがよく描かれていた(不勉強なのでこの時代のモロッコのことあまり知らず、勉強になった)。信念を持って行動する人たちがお互いにひかれあい、立場を超えて誰かのために行動していて、どんな状況でも気高く生き信頼できる人間はいるのだなと勇気づけられる。
単なるラブストーリーと思いきや、ルノーのキャラも憎めなくて人間みがあっていいし、バーテンダーのおじさんが癒しすぎてさまざまな人間模様が見られてよかった。
イルサは、パリの最後の日はいろいろな事情があってやむを得なかったのはわかるが、リックに頼るのは虫がよすぎる気がする。さすがに銃向けるのよくないでしょと思いつつ、当時の時代情勢考えるとそうでもしないと生きていけないのかな?
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