チーズマン

カサブランカのチーズマンのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
3.8
世界一 ロマンチックなプロパガンダ映画。
もちろんこれは褒め言葉。


キザな名台詞の見本市かと思うぐらい次から次へと飛び出して来ても全て映画にプラスにしか働かない驚異の作品。

それはもうリックを演じたハンフリー・ボガードがきまり過ぎてるからよ。

「昨夜はどこにいたの?」

「そんな昔のことは覚えてないね」

「今夜逢えるかしら?」

「そんな先のことは分からない」

そんなやりとりで酒場の女性からの口説きをさらりとかわすリックの大人の余裕ときたら、まずは白いジャケットに蝶ネクタイが似合う男になるところからか…
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