チーズマンさんの映画レビュー・感想・評価

チーズマン

チーズマン

映画って本当にいいもんですねえ。

あの空間が好きなので劇場で観た作品はそれだけで評価が上がりがちです。

映画(1007)
ドラマ(4)

裸の島(1960年製作の映画)

4.1

午前十時の映画祭にて。

瀬戸内海の孤島で自給自足の生活を送る家族4人の姿をほとんどセリフ無しで描くメタ人生映画。
とにかく小規模で、キャスト4人にスタッフ11人で1ヶ月で撮影した60年近く前の低予算
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.9

午前十時の映画祭にて。

メリル・ストリープが2人の男の内どちらを選択するのか迷うわあ〜ぐらいの話かと思えば、それも含めて“ソフィーの選択”はめちゃくちゃ重い選択だった…。
こんな話のだったんだねえ。
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.5

マーク・ウェブ監督によるマーク・ウェブの為の作品って感じもするところも含めて楽しく観れる青春映画。

ニューヨークはつまらない街になった、ということを描くことすらも結局は様になってしまうニューヨークの
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散り椿(2018年製作の映画)

3.6

木村大作監督らしく、とても美しい時代劇。


キャストからスタッフに至るまでおそらく本人達の手書きで書かれた名前がずらりと流れてくるのを見て、この作品に込める意気込みが伝わってくるようだった。
特に主
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

初っ端の20世紀フォックスのファンファーレからして、いきなりブライアン・メイのギターで出迎えられたらたまんないでしょこれは。


最初に観た時にこの映画でやりたい事のあまりのど直球ぶりにこれは…!と思
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.6

これはもうめっちゃ好物な作品!

全編がほぼ全てPCの画面上だけで展開されるこの作品。
PC画面という敢えて限定された窮屈な枠を設けて、その中の全て使い尽くして観客を楽しませるという意味ではシチュエー
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.7

「シネマスコーレ」にはあれだけお世話になってたのに若松孝二監督作品をほぼ観たことないのはごめんなさいという感じだけど、この作品はその若松監督から学んだ白石和彌監督の描く非常に苦い青春映画として面白かっ>>続きを読む

近松物語(1954年製作の映画)

4.4

少し前の、午前十時の映画祭にて。

いや、おもしろかったなあ。
結局その週に2回観に行ってしまった。

江戸時代、京都の商人の世界を舞台に描かれる“男女のこと”を描いた時代劇なんだけど、小さなほころび
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.9

この数年のブルース・ウィリス主演作品では一番面白かった。

前半の掴みがすごい丁寧でホラー的なスリリングさまで味わえて最後は笑わせてくれるんだから、イーライ・ロス、まあこれは満足でしょう。

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

邪悪なアメコミ映画とかじゃなくてちょっと思ったのとは違ったけど、アクションが見応えのあるバディムービーという感じで楽しかった。
まあ監督がルーベン・フライシャーだしね。

途中、ヴェノムがエディ・ブロ
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.8

違う文化圏を背景に持った男女の異文化交流ラブコメで、物語自体は割とオーソドックスなタイプの話を2種類組み合わせていて、だけど新鮮に感じた。
それはやっぱ主役のUber運転手のクメイルを演じたクメイル・
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

面白かったのかと聞かれたら正直どう言って良いのか自分でもよく分からないところはあるけど、ただ吉田恵輔作品の中では1番「すごい」作品だった。

日本社会の沢山の問題が描かれてて、いざ直視させられるとそれ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

とにかく音でビックリすることの多い作品だった。
無音と大音量のギャップがすごいね。

もうすっかり観客も減ってしまってガラガラの中で鑑賞したけど、もっと沢山観客が来ているうちに劇場に行っとけば良かった
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灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

3.5

午前十時の映画祭にて。

まだ第二次大戦の爪痕が残るポーランドの街と目を奪われるようなカメラアングルだったり白黒のコントラストがやけにかっこよく見える映像の作りに劇場で観て良かったとは思った。
物語の
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.2

プーさんのことは実はちゃんと知ってる訳じゃなかったけど、ほんわかとナンセンスなギャグをぶっ込む独特なユーモアの世界観なんだね。
とあるゲームのおかげでプーさんが見た目以上にハチミツ狂いなのは知ってたけ
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.7

アクションが盛りだくさん。

人間側も猿側もどちらも生きて生活していくための切実さに「前向き」感があった。
まだこの段階ならなんとか共存という道も見出せたかもしれなかったけど、その繊細なバランスはやは
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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌(1997年製作の映画)

3.0

懐かしい〜。
人斬りの業を描き切った時代劇として傑作だったOVAをひと通り観てドスンと食らった直後にこの作品を観ると、面白いとかでは無いけどこれはこれで「るろ剣」らしいなあと思って安心できる。
( ゚
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.2

赤ん坊の時に誘拐され25年間監禁されていた男が主人公というなかなかハードな話を下敷きに、あえて「創作すること」の陽の部分のみを徹底的に描いていてみせることで暖かくも考えさせられる作品だった。

いかに
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.9

評判通り良い映画だった。

この絵柄はちょっとどうかなと思ってたけど、いざこれが動きと合わさるとしっくりくる。
そのアニメーションの動きの一つ一つにも愛嬌があってそれだけでも楽しい。
よく動くアニメ映
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

4.0

公開当時劇場で観て普通に面白かったけど、うわ〜これは『猿の惑星:聖戦記』の後だと更になんと言うか“シーザーという英雄になる前”のシーザーを見ていてたまらないものがある。

それでもやっぱヒロインの存
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて。

少年の、あと少女もと言っていいでしょうその成長を多幸感溢れるタッチで描いていた。
でもそれがなかなか独特で、主人公の少年イングマルを立て続けに襲う2つの悲しみはこの作品の多幸
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.7

おっと、面白いぞ。

一家3人が惨殺された家の地下室から見つかった身元不明の女の遺体を検死解剖していると、次々と恐ろしい事が起こる遺体安置所の中だけで繰り広げられるホラー。

まず検死解剖に特化したホ
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.4

全部大丈夫です、と安心して観れる泥棒たち。笑

やっぱラスベガスのカジノでしょ。


目的が友情の為というのは熱い、しかしそれ以外はシリーズの中では1番ぬるい作品じゃないかな。
せっかくアル・パチーノ
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ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

4.1

おおこれだったのか!
小学低学年ぐらいじゃないかな子供の頃親戚の家に泊まった時に夜に多分テレビで放映されてたのをたまたま観て恐くて寝れなかったやつだ。
タイトルもストーリーも忘れたけどずっと脳裏に焼き
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.6

正直なところ今回の内容というか作戦自体が前作の尻拭いのような話だったから、なんだそりゃテンション上がんないぞとは思った。
しかしこのキャストとプロットでソダーバーグ監督が前作以上にやりたい放題に作った
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.0

後編の色々な粗をカバーできる程の勢いが最後まであったと思う。
“中途半端な死体”として生きてきた人達の物語はやはりリングの上に集約されていくんだね。

熱かった。

主演2人も素晴らしいし演じるのも大
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

骨太な邦画だったし、そういうものを作ってやろうという気合いが入ってるのがビシバシと伝わってくる作品だった。


底辺でくすぶり続けた魂が、どこへ繋がってるのかも分からない導火線に必死に火を点けようとす
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.6

今回のマッコールさんは渋い、渋いのう。

謎も解け、いよいよ戦線布告してから先の純粋なイコライズ展開は、若干自分が思ったイコライザーとは違うかもと思いながらもやはり痺れるようなカッコよさ、特に嵐の決闘
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.7

ハリウッド映画としては革新的な、登場人物のほぼ全てがアジア系というキャスティングが話題になってる本作ということで…。

それって我々アジア人がアジア系の映画を観るのとどう違うのか関心があったけど、いざ
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アバター(2009年製作の映画)

3.4

劇場公開時はめちゃくちゃお金をかけた全編3Dの見たことない映像がとにかくすごかった印象が残ってたけど、今観てみると特に2Dで観るとやっぱこの10年で更に映画のCGのクオリティは全然上がってるんだなと思>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.8

これは良くも悪くもなんだろうけどやはりシェーン・ブラック臭の強いプレデター!
と言ってもちゃんと現代のプレデターになってたと思う。

案の定とにかく全体的に軽くてね、グダグタ過ぎて笑える感じとかたまら
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

4.0

オープニングが好きなんだよね。

今までは割と沢山あるアクション映画の内の1つというイメージだったのが、この作品から「M:Iシリーズやべえかも」に変わったという人は自分だけじゃないはず。

それもこれ
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.1

骨太でありながらなんと軽やかなステップのギャング映画なんだろうといつ観ても思う。

ジョー・ペシって子供の時観た『ホーム・アローン』の間抜な泥棒のイメージから入ったままだったから、初めてこの映画観た時
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サイン(2002年製作の映画)

3.7

個人的には未だにシャマラン作品の中では1番キュートな作品かなあ。
これがまた観終わってこの『サイン』ってタイトルがジワジワ来るんだよね、サイン、いや確かにその通り、その通りの内容なんだけど何この感じ…
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.9

あれ?これニコラス・ケイジの中でも割とトップクラスに良いんじゃないか…。
なんという愛すべきバカ、適当過ぎるボサボサの髪形(髪があるんだぜ?)と佇まいといい、あと単純に顔とかこの役に対して完璧でしょう
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