チーズマンさんの映画レビュー・感想・評価

チーズマン

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映画って本当にいいもんですねえ。

あの空間が好きなので劇場で観た作品はそれだけで評価が上がりがちです。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

良い映画でしたね。

怖いし面白いし、ウルっとくるし。

原作、TVドラマも観たことはないですが、どこで見たのかピエロの顔だけは覚えてました。

いやあ、それにしてもまさにホラー版スタンド…とかもう今
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

面白かった、まんまとやられました。

銃規制法案を通すために全米ライフル協会とその後ろ盾を得た人間達とあらゆる手を使って闘うロビイスト、エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)を描いたスリリング
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.8

いやね、『マイティソー/バトルロイヤル』結構おもろかったんでね、ちょっと吹き替え版でも観たいな〜とか思って行ったら…、この『ターミネーター2』が、なんかひっそりと4DXの3D上映してました。

もっと
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立ち去った女(2016年製作の映画)

3.2

観てきました。
(2週間ぐらい前に…)


ラヴ・ディアス監督。
自分はこの作品で始めて知りましたけど、フィリピンの怪物的映画作家と言われるほどのなにやらすごい監督みたいですね。
なのに今まで日本で
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MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.5

やや時間は長いですが、内容はてんこ盛りです。

被害者数4万人、喪失総額3兆ウォンという韓国最大規模の金融詐欺事件を起こした金融投資会社と知能犯捜査班との闘いを描いたクライムアクション大作。

ゴチャ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.8

十得ナイフの死体版。
スイスアーミーナイフならぬ『スイス・アーミー・マン』、原題もそのまんまだったんですね。

しかし個性的な作品でしたねえ。
無人島に流されたポール・ダノが同じく流れ着いた死体と友達
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.9

シーザーには、お疲れ様と言いたくなりました。


冬の過酷な自然の美しさを背景に重厚な西部劇のようなタッチで描かれ、後半は脱獄物として。
自分が観た中のシリーズでは1番大人な作品だと思います。


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氷菓(2017年製作の映画)

2.6

そんな気はしてたんです…。

高校の古典部が色々と謎解きをする学園推理ミステリーです。

TVアニメ版と原作小説と、両方結構好きなのできっと余計にそう思うんでしょう、上手くいってない映画化の典型的なや
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.3

ベビーシッターはもういらない。

両親が旅行中の家で、自分が寝た後ベビーシッターは何をしてるんだろう?というコメディホラー。
そして、僕はもう子供じゃないっていうのをマックG風に過激に描いた作品とも言
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.2

公開時IMAX 3Dで観て凄い圧倒されたので、どうもテレビ画面で観る気が起こらず、観たいけど観ないっていうアホな状態でしたが、爆音映画祭名古屋でようやく再見できました。

欲を言えばIMAX 3Dだっ
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.6

トム・クルーズが楽しそう。笑

冷戦真っ只中のアメリカで、CIAからスカウトされた航空会社の普通のパイロットであるバリー・シール(トム・クルーズ)のイリーガルな一栄一落を軽快に描いた作品。

監督はダ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

いや〜、しんみりしちゃったな。


後年、ああ公開当時劇場でエンドクレジットだけ観たぜ、なんてとても言えないので今度はちゃんと観てきました。

前置きとして、リドリー・スコットの『ブレード・ランナー』
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.1

この監督の前作が個人的にちょっとアレだったので、まあガッキーが可愛ければ他に何も望むまい精神で観たら意外と悪くなかったです。

主役の1人、コメディエンヌ的な役割のガッキーはもちろん楽しいですが、リア
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

眠い、けど映画観たい、そんな時はこういう作品が良いですね。

数日前に寝不足で『ブレードランナー2049』を観に行った時、せめて予告の間だけでも…と目を閉じてたら、起きたらエンドクレジットでした。笑
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

黒人差別が普通の事として存在する1960年代のNASAで働く“ストロング”な黒人女性達の物語。

予告や評価の高さなどからきっと良いことを描いた良い映画で、観たらきっと感動するんだろうなと自分の中で予
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.8

好き嫌いが分かれそうな独特なセンス。
なにも引っかかりの無い作品よりはよっぽど良いです。

原作漫画は読んだこと無しです。

菅田将暉、小松菜奈、重岡大毅、この3人をどれだけ瑞々しく魅力的に撮れるのか
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.9

『三度目の殺人』観終わった後、このタイトルが重く響きます。

この作品はスッキリと気持ちよく終わってはくれません、モヤモヤを残します。

これまでの是枝作品らしくもあり、また違うような作品でもありまし
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.2

午前10時の映画祭にて。

面白かったです、密度がすごいですね!2、3本分の作品が入ってるようでお得な気持ちになりましたよ。

前半の交渉劇、ほぼ部屋の中だけで話の進むあの交渉劇のパートとかすごい面白
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

-

ファイナルカット版しか観たことなかったと思い、観ました。
個人的には、多分先に観たのもあってファイナルカット版の悩ましい感じとずっと一貫して暗いままの世界観の方が好きですが、こっちはこっちで親切設計と
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.8

新しい時代の新しい戦争映画。

“戦場”の定義も変わってきました。

まず描かれるのは、‘ドローン攻撃偵察機’で上空から監視しながらケニアの首都ナイロビの隠れ家に隠れているテロリストを捕獲する作戦です
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晩春(1949年製作の映画)

3.8

妻に先立たれた父親と娘の2人暮らし、その娘の結婚。
そういう話ですが、その日々の暮らし、その所作を見てるだけでこちらに満たされ感があるのはなんででしょうね。
良いですよね。

小津作品に何度か出てくる
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

4.0

とても良い映画でした。
ライトな笑いもあって。

エイサ・バターフィールドが見事な演技で自閉症スペクトラムの少年を演じてました。
あの綺麗な目の色と顔立ちに、『ヒューゴの不思議な発明』の時の面影がまだ
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亜人(2017年製作の映画)

3.7

( ̄ー ̄)
「永井く〜ん、いっそのことツッコミ上映なんてとてもユニ〜クだと思わないかい〜」

オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.4

リメイク元と言われる『ジョーと呼ばれた男』は観たことないですが、個人的にはスピルバーグ作品で唯一のラブコメ“風味”の映画でした。
風味と言いましたが、別にラブにもコメディにも振り切れてないなんだかジャ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.4

胸が詰まるとはこのこと。


なにが辛いって、ダニエルにもシングルマザーのケイティにもそれぞれ頼ってもいいような人がいるのにここまで心身共に追い詰められてしまうということ。

つまり決して自分達とは無
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.2

スーツでビシッと決めた役も良いけど、間抜けな顔のジョージ・クルーニーも結構好きです。

50年代のハリウッド事情はあまり分からないのであれだけど、コーエン兄弟なりの映画愛を凄く感じれたのでそこが良かっ
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エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

3.7

ジャド・アパトーらしいコメディで楽しませてもらいました。

彼がプロデューサーや製作の方にまわった時は自身のネームバリューと信頼を活かして毎回豪華なカメオ出演に行き過ぎたフザケっぷりが最高という作品が
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.5

中々バカにできない、世相を反映させたサスペンスアクション。


やたらと対立させたがる輩の好きなようには踊らされたくないと、常々思いますね。

パシフィック・リムのイドリス・エルバ、こんなに動ける俳優
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

言葉にしない時の表情が一番雄弁に語る。

実家に帰った時に、たまに感じるけど心の中でスルーさせるようなことを容赦なく描いていて、きついシーンもあるけど面白かったです。

ヴァンサン・カッセル演じる兄の
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.1

アズミ・ハルコは行方不明。

どんな話かと思えば、ザ日本風景〜郊外国道沿いモノでした。
その中で現代女性の生き辛さみたいなものが描かれてました。

しかしあの郊外の国道沿いに時たま感じる閉塞感ってなん
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.8

前作のようなめちゃくちゃな勢いってのを求めるのはさすがに無理がありますが、これはこれでキャリアを重ねたダニー・ボイルによって洗練された感じの良さがありました。

相変わらずバカをやってるようでちゃんと
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戦火の馬(2011年製作の映画)

3.9

とうとう馬にまで演技させるスピルバーグ恐るべし。

騎馬隊や運搬など、まだ戦争に馬が使われた第一次世界大戦の退役軍人の人達の話を元に書かれた児童小説を元に作られたこの映画。
それもあって、多分子供でも
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.3

映画自体は、禁酒法時代のギャングの興亡史物としてそつがなく旨味を押さえていて、しっかりと面白かったです。

が。

ソファに座ったベン・アフレックがドンと構えてこちらを見てくるパッケージを手に取った時
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.7

悲しみや心の傷に向き合うのに、教科書はない。

そんな話をこの監督おなじみのフワッとしたタッチの中に時折すごく硬度を散りばめた独特の雰囲気で描いた良い映画でした。

西川美和監督の『永い言い訳』もちょ
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.7

もちろん変な映画ですが、しかしこれは劇場で観るべき作品だったなあ。

日常とは違う美の世界なんですが、一気にそういう“モード”にさせてくる力強さが確かにある作品でした。
何と言っても初っ端、目がおかし
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アミスタッド(1997年製作の映画)

3.7

1839年に起きたアミスタッド号事件をスピルバーグが映画化した作品。

見所となる法廷劇。
まだ奴隷貿易が普通に行われている時代で、正当に手続きされた所有物(奴隷)であるのか不当に拉致された黒人なのか
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