チーズマンさんの映画レビュー・感想・評価

チーズマン

チーズマン

映画(1069)
ドラマ(4)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

リアルタイムで劇場で観ることのできたタランティーノ作品の中では1番好きな作品となった。

時代の変わり目に右往左往する者達の話と、明確な物語がないまま進む群像劇の些細なやりとりに全てが込められているよ
>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.8

細部まで手を抜かない丁寧な丁寧な仕事に、涙腺を刺激された。
揺れる髪が美しい。

街では鉄塔の建設が始まり、次の時代の足音が聞こえ始めながらも、変わらずに手紙1通の尊さを描く今作。

遠くへ何かを伝達
>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.8

これで十分伝わるんじゃないか。

『2001年宇宙の旅』と『地獄の黙示録』を足して『ファースト・マン』で割ったような映画。



全然面白く観たんだけど、少しもったいないとも感じた。
主人公が果てしな
>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.0

ただでさえワイルドなシリーズのスピンオフということで、アクション以外の場面はほとんどふざけ倒していて最高。

そしてデビッド・リーチ監督だけあってアクションシーンも見応えあり、『アトミック・ブロンド』
>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.6

これが実写だったら普通だけど、アニメでイチャイチャされると何だか異常に照れ臭く感じてしまうのはなぜだろうか。
そこに川栄李奈の声優として非プロ感が非常に良い塩梅で混ざって、前半はなんだか凄いことになっ
>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

-

線の一本一本にすごい生命力を感じるアニメだった。

物語の内容に置いてけぼりくらう人もいるのは分かるけど、少なくともそのアニメ表現の部分に関しては観客の大抵の人は「なんか、すごっ」って感動できると思う
>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.9

おやおや、いい意味で予想と違った。

サイコパス×青春映画ということで、悪魔的に、いや天使的に瑞々しさに溢れた映画。

実際の連続殺人犯を緻密にリアルに描くというよりは、なんて言うか地上に降りたった天
>>続きを読む

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

4.0

低めのハードルありがとう、予想に反して面白かったよ!

内容は今っぽいAI未来予想図系のSF映画なんだけど、少ないキャストでここまで興味を長く持たせられるならたいしたのもだと思う。

無垢で小綺麗だっ
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.6

お、この為のガイ・リッチーか!と思わせるジャスミンの覚醒シーンはカッコいいし、ウィル・スミスのジーニーが想像以上にハマってたから全然楽しんだけれど、1992年のアニメ版から現代向けの実写作品として、変>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

-

子供の頃に誕生日のオモチャの代わりに親にねだって買ってもらったトイストーリーのVHSをめっちゃ観てたんでね、結構思い入れがある方だと思う。


アンディとウッディという「持ち主とオモチャの関係」を結末
>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

4.0

オリジナル作品だけど、ほんとグレンラガン全編を2時間に圧縮したような映画だった。笑
ただし、切り貼り短縮じゃなくて“圧縮”というところでハンパない密度と勢い。
ここまでくると9割がたクライマックスみた
>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.9

観る前は、おや?ミヒャエル・ハネケさんがあからさまな嘘をついた!と思ってたけど、最後まで観終わってみれば、あれ?あながち嘘じゃなかったかもと思ってしまったから恐ろしい映画だと思いました。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

潔いまでの、男による男のための男気映画で思わず笑いながらも胸が熱くなる。

いや〜潜水艦映画、侮るなかれ。


そのまま男達で飲みに行くには最高の酒の肴なのは実証済み。笑
そして帰省中の地元の、アホみ
>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.4

何か言うとしたら、
ここ10年楽しませてくれて、ありがとう!

しかないでしょうね、良いとこ悪いとこ全部ひっくるめて、これはもう。

映画単体でいえばインフィニティ・ウォーの方が好きだけど、「アイアン
>>続きを読む

ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.6

前作の成功でスケールが大きくなり、全体的にスタイリッシュになったことについての是非はそれぞれのあるとして、相変わらずアクションはすごいし最初の刑務所の場面はそれはもう上がる上がる。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

せっかくセンチュリーシネマに行くもスパイク・リーの「ブラック・クランズマン」がすでにチケット完売で観られなかった…予想してなかっただけにこの持て余したスパイク・リー熱をとりあえず本当何年ぶりかのこの作>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.1

あの主人公の女の子をキャスティングした時点でこの映画はすでに成功!でしょうこれは!

おそらく、もしこれが日本だったとしてもどうにかしてパキスタンの親元へ返してあげようと誰もが無条件で行動してしまうで
>>続きを読む

ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.1

久々の鑑賞、こういうの観るとやっぱアクション映画って面白いなと思う。
この作品に詰まっている何かやってやろうという勢いと気概がいつ観ても薄れないのがすごいね。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

キャプテンマーベルの能力が思ったのとは違ったけど、そこに意味があるんでしょう。
昔から世間的には男性キャラの専売特許だったストレートなパワー無双を女性キャラで上書きしてみせるのはDCのワンダーウーマン
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.7

これはなかなかのクオリティ!

久しぶりに劇場でドラえもん観たけど、「映画ドラえもん〜」の名に恥じないちゃんと映画的な作品だった。
やっぱSFと想像力ってセットだからこそ遊びの幅が広めにとってある子
>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.8

これがまた思ったよりもちゃんとした青春物で、なおかつトラヴィス・ナイト監督らしい成長の描き方もグッとくるし、驚くほどシンプル。
足し算の極みのようなマイケル・ベイのトランス・フォーマー・シリーズとは対
>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

滅入っちゃうほど生々しい、どん詰まり。

イ・チャンドン監督の映画ってすぐには消化できないタイプの重たさで進んで何回も観たいとは思わないんだけど、しかし毎回1回観ただけで“凄まじく記憶に残るシーン”が
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.7

面白さに感動した!
だって漫画が動いてやがる!

スパイダーマンかあ…疲れに負けて寝ちゃうかもなと思ってたけど、いやいやいや疲れが完全に吹っ飛んだ。

吹き替えだったんだけど、多分それが正解だったと思
>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.1

おや、これはイーストウッドのロード・ムービー!いいねえ。

というわけで『グリーン・ブック』の後に観たんだけど、あの作品はアメリカっぽい伝統的な良きロードムービーを不可分なく踏襲しててそれはそれの良さ
>>続きを読む

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ久しぶりに、午前十時の映画祭にて。


タイプライターの音から始まりタイプライターの音で終わり、その行間を埋め尽くすのは無数の足跡と電話線の距離。
そんな古き良きジャーナリズム映画のクラシ
>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.4

スターリンが死んだことで始まる側近のおっさん達のエゲツない権力争いのゴタゴタをブラックコメディとして描いた作品。
全部がぜんぶ命がけになっちゃうんだから側から見れば滑稽だよね。
もっと笑えるのかと期待
>>続きを読む

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.1

主役に、ガチでちゃんと踊れる人をオーデションしただけあってダンスのシーンの説得力は確かにある。
もしもそれを劇場のスクリーンで見せ付けられたらもっと色々なことを彼女の踊りから感じとれたんじゃないかと思
>>続きを読む

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.2

銀魂度数で言えば原作にもアニメにも劣らないぐらいしっかりと“銀魂”になってて、それだけでも評価されるべきだと思う。
豪華キャスト達のはっちゃけた演技も楽しいしね。

なんだけど、序盤ワクワクで途中で飽
>>続きを読む

哀しき獣(2010年製作の映画)

4.0

映画悪役ワールドカップがもしあるならば必ず韓国代表にスタメン入りするのは間違い無しのミョン社長、なかなか入れ替わりが激しそうな韓国映画において未だにスタメン落ちする気配が一切ないというね。

劇場で観
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

重過ぎず軽やかで、それでいて何か考えるきっかけに十分なりえるような間口の広い作品だと思う。
普段あまりこういう題材に興味がない人にも勧めやすいし、無自覚の差別の話だからこれはこれで現代的でむしろ日本人
>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.9

こんな人だったんだ。

人類で初めて月に降り立ったニール・アームストロングが感じたであろう孤独や悲しみや不安をまるでそのまま観客に体験させるような映画で、訓練を重ね月に近づいていくほどニールの内面に潜
>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.9

予告よりも面白いと嬉しいね!

原作の「銃夢」は見た事ないんだけど、とにかくジェームズ・キャメロンがこの作品の脚本を書き始めた時に娘が13歳ということで父親から見た娘の成長がバリバリ重ねてあるんだって
>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.7

「ワンちゃんから見た人の世」ってことで、人生山あり谷あり人々の様々な場面を犬の純粋な目線から垣間見るのはなかなかワンダフルな味わい。

人間はどんな生き物に見えるんだろうか。

ああ、もちろんイーサン
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

独特な映像と質感でまるで王宮の中の絵画に入り込んだような美しいルックの映画。
しかしそこで繰り広げられるのは、「なんじゃこの世界は。笑」と笑いながらドン引するしかないようなブッとんだ日常。

まるで挨
>>続きを読む

>|