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カサブランカのLEのレビュー・感想・評価

カサブランカ(1942年製作の映画)
4.6
本当に、この映画は、素晴らしい(^^)

大学時代に初めて観てハンフリーボガードの全てに対するスマートさ、イングリッドバーグマンの洗練された身のこなしと美しさに心を打たれた。

最後の別れのシーンは、何度みてもこころが締め付けられる。

『時の過ぎすぐままに』を聴くと何となくもの悲しくなる。

君の瞳に乾杯!なんてハンフリーボガードがいうから素敵に見える。イケメンはズルイって思う。

当時は二人のことだけしか見えなかったが今回再度観てみて、第二次世界大戦中のナチスドイツ占領下フランス領モロッコの人たちのアメリカへ脱出のための出国ビザ争奪戦が見えてきた。

また、Wikipediaをみてみたら、バーグマンは、この映画を失敗作だと思って1974年まで全くみなかったらしい。何かの講演で放映されて、こんなにいい映画だったんですね。と言ったというから笑える。出演者にとってはそんなものなのかな。
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