ヒラリー

ようこそ、革命シネマへ/木々について語ること ~ トーキング・アバウト・ツリーズのヒラリーのレビュー・感想・評価

2.9
シネヌーヴォ、シネマート支配人トーク付回
事前情報全く入れてなかったから正直思ってた映画と全然違った。
映画は発禁処分となったスーダンで地域の人々に映画を、映画館をと立ち上がった元映画人の4人の御爺さん
スーダンについてニュースで見る紛争を流し見する位で詳しく知らなかった。
野ざらし状態のフィルム、埃塗れの映写機、スクリーン
脚立に登ってブラシでゴシゴシ擦るシーンで大丈夫か?!って思ったけどきっと大丈夫なのでしょう。
落とした土を掃いてるのにスクリーンが風下にあって意味ないじゃん!?って感じだったけど。
留学時代に製作したフィルムの捜索を依頼し、最後の方で少し流れたのはきちんと保管されていたからなんだろうな。
映画を上映するぞ!って時間も決めてるのに街中では爆音で\神は偉大なり~~~~/
上映してるのは勝手にやってるのか…非営利だからOKなのか…そこらへんがよく分からなかった。
申請・許可もたらい回しで全然進まなくて、え!?って思ってる間に終わった…
終映後のトークではお二人の苦労もかねがね聞いていたので胸が痛みつつ、映画と映画館の在り方を考えた。
私も好きな映画の傾向がだいぶ変わってきて、宅観も増えたけど見れるものはちゃんと劇場で観ようって思いました。
諦めない限り映画は死なないし映画館も死なない。
久しぶりにモダンタイムス見たけど良い映画だなぁ。
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