湊健一郎

僕の好きな女の子の湊健一郎のレビュー・感想・評価

僕の好きな女の子(2019年製作の映画)
3.5
【ほんとうは鈍感な振りして敏感なのか、敏感な振りして鈍感なのか。】


又吉原作『劇場』が良かったので鑑賞。

完全に男性目線の恋愛作品でなかなかレアな映画体験でした。

友達以上恋人未満の構図が生々しくリアル。

好きで今の関係性を壊したくなくて伝えたら何かが壊れてしまうような気がして、、、その関係に理由をつけて肯定し前に進めない男の話。

いや、その関係性もアリで大事だという話かもしれない。

変化をとるか変化のない維持のままなのか。

片想いしている人。
「良い人」といわれる人。
恋愛に今一歩踏み出せない人。
直ぐに他人にも自分にも言い訳してしまう人。
めんどくさい人と言われたことがある人。

上記に当てはまる人はガリガリと心臓を削られる90分なので注意。。です。

やっぱり「良い人」って都合の「良い人」となんだよな、、、と。わかる!「良い人」と言われると結構凹む。またそれがめんどくさい人なんだろうけど笑。

恋愛はいつも困難です。


※パンフ未発売、、、作ってほしい。
湊健一郎

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