ゆき

461個のおべんとうのゆきのレビュー・感想・評価

461個のおべんとう(2020年製作の映画)
3.5
今となっては笑い話だけど、私の親の弁当は他の家のお弁当よりも彩り考えられていないし、時々何これ?っていうくらい変なのが入っていたり、お米が腐って臭いが凄いこともあったり、、姉ちゃんと友達に見せるのも恥ずかしかったよねとよく話します。


最初、いのっちの息子もそんな感じで、しかも思春期でお父さんに怒ってて、「あー!分かるわ〜っ」って思った。でもうちの弁当より全然ましです。
いのっちが「どんなに凝ったおかずよりも、卵焼きには勝てない」って言って毎回味に工夫をこらした卵焼きを入れていて。なんか分かるな〜と思った。卵焼きとウィンナーは最強!
離婚したお母さんの働いてる飲食店に友達を連れて行ってご飯を食べるシーンで卵焼きが出てきて、息子が寂しい顔をする。
何となくだけど、卵焼きはお父さんのが美味しいな〜と思ったのかな〜と。それも分かるな〜と思った。笑

実話ですが、映画のためにきっとちょっと良いように制作されたと思うんだけど
お弁当を通してお父さんと息子の成長とかお弁当のおかげで、、的なところも多くてこの映画でお弁当は素晴らしかった!!


よくサボるけど自分で弁当を作るようになってから、5年間ほぼ毎朝早く起きてお弁当を作ってくれていたお母さんの凄さを痛感します。しかもなんだかんだ冷凍食品を入れないようにしていたと言っていた。(でも何か1つは入ってた気がしてたけどなぁ🤔)毎日作ってると彩りとか考えなくなるよな〜
本当すごい!!!

自分のお母さんへの感謝の気持ちと
またお弁当作り頑張ろう!と思える映画でした!!!
ゆき

ゆき