モティはユダヤ人大学生。ユダヤ教では、お見合いをして、ユダヤ人同士で結婚することが良いとされていた。モティの母、ジュディットはお見合いに一生懸命で、次から次へとモティに女性を紹介し続けてきた。だが、モティは正直に言うと宗教関係なしに好きな人と結婚したかった。そして彼は実際に大学の同級生でまだしゃべったことのないローラのことが好きだったが、非ユダヤ人だったので、アプローチができないでいた、、、。
宗教✖︎恋愛 伝統✖︎自由
テーマが深い恋愛ドラマでした。劇中に出てくるシダッハはお見合いはシクサは非ユダヤ人という意味。ビッグ・シック僕たちの大いなる目覚めに似ている作品でした。
実際にモティはどっちに転んでも障害は避けれない人生。母の言う通りに結婚したら、将来決まりきった人生運ぶ事になるし、正直な気持ちで結婚したら宗教上で狭苦しい思いしそう。
母親は母親でユダヤ人である事を誇りに思っているキャラクター。ユダヤ人であるからこそ今までのユダヤ教のしきたりに反するのは彼女の道徳には無いようなもの。
親、子供、環境選べない生活においては何が正しい、悪いと一方的に決めれないけど、主張するのは自由ですね。本作みたいな対立ってあるあるなんですかね。
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