すばらしき世界のうみくろんのネタバレレビュー・内容・結末

ヤクザの生き様を描いた話、ちょうど「ヤクザと家族」と公開時期が重なりました。
広告にあるような問題作というほどの問題作ではない気がします。
「大切なのは人との繋がりを持って孤立しないこと」
三上は意識してはいなかったのだろうけど、三上の人柄を知って彼を信じ、受け入れてくれた人たちとの繋がりを三上が「カタギ」を抜きにして信じ、受け入れることができてほんとうによかったなと。
個人的にはスーパーの店長の存在が最高でした。三上が仕事が決まった時に「良かったねえ」と心の底から言っていたあの姿にボロ泣きしてしまいました。
私も人の成功をきちんと言葉で褒めてあげられるようになりたい。
津乃田くんの最後の取り乱しようが個人的に好きでした。三上のことを題材にしてたからこそ生きててほしかったというちょっと打算的なとこもあってリアルでしたね。