
心から観て良かったと思える、素晴らしい作品だった。
重厚な社会問題をテーマの軸に置きながらもその中で濃厚な人間ドラマを描き切った脚本の手腕には脱帽したし、役所広司の演技力が神掛かっていた。
安易な…
この生きづらい世界で。
すばらしきものはなんですか。
お風呂場で背中を流す時
話しかけたらちょっと涙声になっちゃう
涙目ながらちょっと笑うとか
就職をお祝いしてるとき
ちょっと笑みが溢れちゃうと…
役所さんも、仲野太賀も、六角さんも、いい役者ですねー
三上のまっすぐさ、一生懸命さ、に人はどんどん惹かれていく。周囲の方が三上のシャバでの生活を応援する。多くの人は、仕方がない、で割りきって生きてい…
元受刑者が刑期を満了し、シャバに戻る話。
“前科者”に対するレッテル。
これって、一生付き纏うんだろうな。
「自分たちが幸せに感じてないから、
レールから外れた人が
幸せになるのを許せないの…
幸せを掴もうと努力すると幸福が寄ってくる。現実から逃げると不幸が寄ってくる。かくも現実もこうであればいいなと思える作品。
不器用な三上の生き様は目が離せなくなる。
その不器用な三上がやっと社会復帰…
「はだしのゲン」を読んだ時、生まれた境遇、生い立ち、環境などから反社にならざるを得ない若者が沢山居たと知り、納得がいった。
状況が違ったらと周りの誰もが思い、チャーミングな三上に明るい道を歩んで欲…
現実って甘くはないんだなと改めて感じた。
三上(役所広司)は出所して社会復帰を目指すために仕事を探すも前科があるという理由でチャンスを与えてすらもらえなかった。
また三上は正義感も人より強く、サラリ…
暴力的な人間というより、長い間そうすることでしか自分や他人を守れなかった人。
でも終盤では、それを全部止める。
以前なら一歩踏み込んでいたところで踏みとどまる。拳を握るところで止める。
言い返…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会