すばらしき世界のネタバレレビュー・内容・結末

「すばらしき世界」に投稿されたネタバレ・内容・結末

社会復帰を果たすも、目の前で起きる差別に悩む役所さんの演技が印象的。
僕の知り合いにも元○クザのオッサンが何人かいますけどこんな感じ。ほんとこの役所さんみたいで朴訥で人柄もイイ人なんです。
まぁ昔悪いことしてきたなら相当の反省生活を送らやんかな。
少し前に見たものを、メモを頼りに回想

何度もメモにあったのは、「どうしたら救われるのか」のきもち。

だからといって社会問題とか社会制度とか断然できるものでもなくて。

当初まわりの人たちは社会・世間の皮を被ってくるけど、
皮が剥がれた後は、確かな人の優しさ、救いたいという気持ちと同情がある。
なのにどうしても救われない。
三上の気質的に

愚直なほど真っ直ぐで優しい人間としての一面を見ると同時に、
三上の欠点も確かに感じる。

急にピリッとしたオーラを放って反社感出してくる役所広司さんすごすぎ。

あと、図星のときの「なんて?」が印象的で、その弱さが一人の人間としてより意識させてくれる

途中から記者と同じ目線で、「頼む、やらかさないでくれ、戻ろうとしないでくれ…!」とハラハラして見守ってた笑

施設の少年もおなじで、弾劾されるほうもする方も、どちらが完全な悪でもない

きっと三上も少年にたいして、私が三上に感じるような愛情・悔しさ・虚しさを感じたのかな。

切なさの残る読了感だけど、それでも私は人の情がいちばん心に残った。
みな違った形で三上の幸せを願って手助けしていたけれど、
個人的にはスーパー店主の接し方が一番心に響いた。

 
役所広司が
見事に演じていて人柄の良さがよく分かり、不器用なんだけど一所懸命な人生素晴らしかった。
あぁ〜〜〜〜〜……

三上はあのまま社会復帰して、広い空を見上げて幸せそうな顔で終わって欲しかった。綺麗な部分だけ見たかったけど、綺麗事だけじゃ済まされない社会を描いたこの作品が大好き。自分の感情に真っ直ぐにしか生きられない三上には、この世界は生き辛かったのだろう。一匹狼が社会に適応しようとしたが適応できず死んでしまう話。あんまりだ…
ラスト死ぬほど悔しくて、でも、三上の事を想ってくれる人に囲まれて死んで行ったこと、三上の人生についてちゃんと向き合ってくれた人が居たことが何よりもの救いに思う。切ない。
何回も泣いてしまった、三上をこんなに魅力的に描くの凄い。危なっかしくも真っ直ぐで、親に捨てられた可哀想な人。そんな人が一生懸命生きようと四苦八苦する映画なんか拳握りしめて観ちゃうに決まっている、就職が決まって走って帰る所なんか一緒に飛び跳ねて喜んだ。
ずっと愛に飢え褒められたくて極道をしてた三上が、最後少しでもカタギの世界を素晴らしいと思えたことを願いたい。
“空が広いから”で全部を飲み込まなければ「席」がなくなるそれが社会で人生なのだとしたらもう本当に全部いらない。受けた痛みも無理やりつくった愛想笑いも何十年経とうと笑い話にはならない

前半、警察署を出所し再起を図る主人公に社会は冷たい。おいこれ本当に素晴らしくなるのかこの世界?と思わされるが、気づけば味方が増えていく。つくづく三上さんは周りに恵まれている。
怒りやすい性格はきっと、ピュアだからこそ、真っ直ぐだからこそのもの。だから手が出てしまう。止められない。曲がったことが嫌いで、曲がったことに怒れない自分に怒りがたまって、死ぬ。
この映画は意地悪で、前半は「すばらしい世界」に溶け込めないからツラい。後半は溶け込んでいるからツラい。真っ直ぐすぎる主人公に、世間は何と生きづらい。
介護施設に就職して、幸せでそこに終わりとならないところがこの監督の凄いところ...社会の生きづらさを最後まで描き切る性格の悪さ(めちゃくちゃいい意味で)が作品に深いテーマ性を与えている
まっすぐな男はまっすぐに生きて死んだ
最後は、同僚を助けず笑う側に回った自分が許せなかったということか。

最後にタイトルが表示されたとき、どこがすばらしき世界なのか分からなかった。

空は広い、葛藤しながらも必死に進んでいく人間の世界は素晴らしいとかそんな感じか…
周りの人に恵まれるとか、小さな幸せが見つかるとか。
なによりも役所広司さんがとても魅力的。
三上は正義感が強く優しいと言葉でも表しているけど感極まってなく三上の描写など色々な形で三上を表しているのがとてもすてき。そしてそんな心の持ち主の三上が障害を持った子へのいじめなどの悪態を見過ごすシーンは本当に辛かった。自分の本当に守りたいものは何かと葛藤してこの不条理で温かく小さな希望に必死で手を伸ばす三上がとても愛おしい
愚直に生きる不器用な生き方しかできない三上と、社会復帰を手助けするまわりの心優しき人々の交流が心に染みる。
実際には、どれだけの人がこうした三上のような存在に親身になってあげられるのでしょう。映画では私たちは、三上のバックグラウンドやサイドストーリーを観ることができるので、根は悪い人ではないと感じることができるけど、実際はなかなか難しかったりするものです。ただ、社会の問題としてとりくんでいかないといけませんね。

話的には、もう少しひねりが欲しいところ。
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