
不器用で世の中に馴染めない頑固な主人公に初めはモヤモヤした。
でも、その後世の中に馴染む為に変わってしまった主人公を見て悲しくなった。
コスモスを貰う時の涙でこちらも胸が締め付けられそうになった。
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殺人を犯し、13年間服役していた主人公の三上。映画はその出所シーンから始まる。なかなか社会になじめない三上の苦しい表情に比して、どこか冷めた目で見てしまう。三上の短気さや短絡さなどが見え隠れするから…
>>続きを読む社会から隔離されてしまうと社会復帰するのは難しい。
ただ正義感だけで後先考えず行動することは後悔してもしきれない。
かといって本来の自分を殺して社会に溶け込むのもなんだかなーとも思う。
自分らしさっ…
娑婆の空の下は果てしなく広いけれど不寛容で
それでも求めずにはいられない。
切ないラストではあるけれど、嵐の前に摘まれた秋桜に救いはあったと思ってる。
映画館に観に行き、ラストシーンの空へグーンと…
前半、もどかしさなのか観てられない気持ちに襲われたりしたけど、最後のほうは、こういう社会でいろんな人間と交わる中で発生する怒りのやり場はどうしたらいいんだっけ、自分はどうしていたっけ、と考えつつ、わ…
>>続きを読む2026年1本目
人生の意義とは、そもそもが因果と不条理に支配されていて
そこから少しでも自由であろうともがく瞬間が希望であり、美しい、その一瞬のあわいに存在するものなんだと思います
最後に何故…
役所こうじの演技が素晴らしい。彼の表情ひとつひとつに感情移入させられる。たまに見せた純粋無垢な笑顔が印象的。前科者が社会復帰する際の現実が詳細に。主人公の、少し先の未来を想定するのが苦手な感じもリア…
>>続きを読む社会は色んな人間で構成されているから、三上みたいにまっすぐなやつもいれば老人ホームのやつらみたいなやつもいて、でも世の中って優しいとか優しくないとか関係なく雨は降るし全然人は死ぬし先に進んでいく。
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最後、三上がコスモスを手に取りなくなるシーンで涙が出ました。
こんな歪んだ世の中でも真っ直ぐ生きようとする三上だったけど、阿部くんがいじめられているところを無視して、目の前で悪口言われてるのを笑って…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会