すばらしき世界のsawaddyのレビュー・感想・評価

正義についてだったり、将来についてだったり、いろいろ考えてしまう。
偽善的なものと、そうではないところが、きちっと描かれているリアルさがあった。
本編とは関係ない日常のシーンに、涙してしまいそうになることが多かった。こういうシーンを丁寧に描けるかが、監督の力量なんだと思う。


生きづらさという意味では、刑務所帰りではなくても、この世の中はドロップアウトした人に優しくないんだよなあ。そういえば、ダニエル・ブレイクもそうだった。



２回目を観た。１回目に気づけなかったディテールに目が行った。