sawaddyさんの映画レビュー・感想・評価

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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.4

雨上がりのシーンが美しかった。それでいて、毒っ気があって、忘れられない場面になっている。

登場人物の背景までも丁寧に描かれていているからこそ、どの視点で見るかによって印象も変わりそう。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.6

「すばらしき世界」と地続きであるかのように役所さんが圧倒的。
白昼夢的な映像はもう少し咀嚼しなければならなかったが、光の捉え方が美しかった。

アパートの間取りが気になった。

郊外の鳥たち(2018年製作の映画)

4.0

あらすじも見ずに初見。謎解きをするようにもう一度観たい。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

シニカルな笑いもありながら、最後は流してくれた。思春期特有の揺らぎと、背景にある社会的問題の描き方も好感が持てる。

また観たい。

今やっている朝ドラは、脚本も演出もこの映画を参考にすればよかったの
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

子どもが見ている世界って決して宇宙ではない。
[とはいえ、対話が(成立しているようで)成立しないことは、相手が子どもでなかろうとありうることだけど…]
対話している相手の声に耳を傾けてみることは、自分
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A.W.アピチャッポンの素顔(2018年製作の映画)

3.7

何年かぶりに鑑賞。
メモリアを観た後だと、メモリアの手引きになっているのがよく分かる。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

サントラをよく聴く。

終盤のお父さんの話に胸を打たれ、最後のカットに涙する。

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

4.5

観るのではなく、浸るというべきか。
アピチャッポンの映画には心地良さがある。
いろんな音に溢れている。


プログラムのアピチャッポンの言葉に、「何年も私は3時間の眠りの後に目覚めていた。……」とある
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.7

期待して観ると裏切られることの方が多いが、期待を上回る面白さだった。抑揚を抑えた芝居が訴えかけてくるものは、案外大きい。

理大囲城(2020年製作の映画)

3.5

籠城する学生たちの心情の変化に、複雑な思いがした。
匿名性で綴られるだけに、観る側もある程度情報を備えておく必要があるかもしれない。

第13回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルにて。
個人的に
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.1

劇的な展開があるわけではないけど、笑えて、泣けた。

ひとつの歌(2011年製作の映画)

3.6

ロングショットの多用や、フレーム外での演技(視点の固定)が印象的で、ややもすれば叙情的になりがちな題材を、そうなり過ぎずに描くことに成功しているように思った。

ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

3.8

カラフルさにミュージカルなのかと思って観始めたのだけど、後半につれて微細な心理描写が見事だった。
主人公の表情が良かった。

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