人生のほとんどを刑務所で過ごした男が刑期を迎え社会復帰する話。
社会ってこうだよなって感じたとともに、それを許容してしまっていた自分に気持ち悪さを感じた。
特に、介護施設でのやり取りはリアルすぎてしんどかったし、三上が順応しようと踏ん張ったのがもっと辛かった。
社会や環境を言い訳にできるくらい生きづらい世の中になってしまってるかも、、、
仕事柄三上のような社会に順応できない人と関わることがある。そういう人達が抱える問題を簡単に自己責任だと思わないように心がけたいし、もっと目を向けたいと思った。
自分の見ている世界の見方を改めるきっかけになる作品でした。
