役所さん、ほんとに没入感がすごいです。
入り込み方がとんでもない。
ほんとに元ヤクザでしょ、っていうくらい声張り上げるシーンはどきっとした。
ストーリーは、みる前に予想してた感じに近いのであまり発展はないのだけど、それでもまぁ、泣かせにきますし、泣きました。
まっすぐすぎると、生きづらいのがシャバなんですね。
極道って、ひん曲がってるイメージだったけど、ど直球、自分の信念にまっすぐすぎる人でもあるのかな。と。
空気を読むのが社会でやり抜く手段。
全て反応してたらとてももたないよ。
とは思いつつ。
それでも、誰かがおかしいと言わなきゃいけない。リスクを冒してでも。
そのせめぎ合いの中で、みんな窮屈を受け入れなながらも、平然と生きている。
見上げれば、空は青く、晴れて、どこまでも広いから。空が広くてよかった。
最後のエンディングで、
青空のもと
すばらしき世界 とタイトルが現れて、
妙な違和感を感じたが、きっと、そういうことだと思う。
何が言いたいかよく分からないですが、
うえを向いていきましょう。